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2月の読了本

生涯忘れられない3月が過ぎ、もう4月です。


★『白いしるし』/西加奈子
絵描きさん同士の恋愛…友人の写真家など、アーティスト系の恋バナ。
苦手でした。アーティストの世界が想像できないから、一枚の絵を見て、恋に落ちるという感覚が凡人のわたしにはわからず…。

★『おいしい中国―「酸甜苦辣」の大陸』/楊逸
芥川賞受賞作家の楊逸さんの食の記憶が綴られた本。ですが、食の記憶のみならず、文化革命など中国が辿った歴史の一片を知ります。

★『ツリーハウス』/角田光代
今年に入って読了した本はまだ数冊ですが、今のところピカイチ!
新宿は角筈で中華飯店を営む一家の歴史、その歴史には戦争というものが色濃く刻まれています。
戦争というものは何をもたらし、何を奪い、人々にどんな影響を与えたのか、そんなことを教科書よりもずっと教えてくれるような一冊。
祖母にこの本をプレゼントしたいなと思ったし、可能ならば彼女から戦争のことをもっと聞いておきたいなと思いました。

★『こちらあみ子』/今村夏子
初めて読む作家さん。第26回太宰治賞受賞作だそうです。
あみ子によって押し込んでいる己の偽善的な部分を自覚させられた感じ。
“普通”とか“幸福”ってなんなんだろうって思う。
基準なんてないはずなのに人はそういうの勝手に設けてるよなと自分を含めて思う。
でも、そのこと自体を良いとも悪いともわたしは思わない。むしろ、思わないようにしてる。
ただ、それは自分だけの基準であって人様をそこに引っ張ってきて、この人はこうだと決め付けてしまうのはおそらく違うのだろうと思う。
人のことをこうだと決め付けてしまうのは、あくまでも自分の都合であって、その人にとってみたら迷惑千万なことなのかもしれないということを肝に銘じたい。

★『茨木のり子の家』/茨木のり子 著・小畑雄嗣 写真
倚りかからず」の詩の世界を感じる暮らしぶりがみてとれる。
信念を感じる家。
この素敵な家は、東伏見にあるようです。見てみたい。

★『嫌な女』/桂望美
夏子…嫌な女過ぎて面白い。ここまで嫌な女だと潔さすら感じる。
途中からどうか夏子は最後まで嫌な女であってくれと願いすらした。

★『ふがいない僕は空を見た』/窪美澄
タイトルに惹かれて手にした本。初めて読む作家さん。
序盤…もしや官能小説か!?最後までこんな感じなの?と戸惑いましたが、そうではなかったです。
それぞれの主人公の性格や背景がリアルでした。
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1月の読了本

年が明けて、あっという間に一ヶ月が経ってます。
昨年、思ったように振るわなかった読書。
今年もどうかな~という走り出しです。
1月中に読了した本は、たったの4冊…。

★『木暮荘物語』/三浦しをん
★『新潮 2010年 09月号』(144回芥川賞受賞作品『きことわ』)
★『母子寮前』/小谷野敦
★『ベッドの下のNADA』/井上荒野

『木暮荘物語』は木暮荘に住まう住民の連作短編。
全体的に“性欲”を感じる物語でしたが、中でも印象的だったのは大家の物語。

雑誌『新潮』は、芥川賞(発表前に借りていて、発表の時にはちょうど手元にあり、ラッキーでした。
けど、受賞作に特別な印象というものはなかった。

『母子寮前』は、144回の芥川賞候補作品です。
こちらは、どうなんでしょう、私小説なんですかね。
わたし個人としては、『きことわ』よりインパクトありました。癌という抗いがたい病魔がドーンとあるからかもしれません。癌だと言われても、どうして、わたしが?という思いや徐々に思うようにならなくなっていく身体の非情さ、癌患者の家族としての心情が淡々と描かれ、とっても掻き毟りたくなるような心細さがありました。

そして、4冊目の『ベッドの下のNADA』…怖かったです、すごく。
こういう夫婦となってしまうことが怖くって、わたしは結婚することを怯えているのかもしれない。
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胡乱な一年

毎年新年になると前年度の★私のベスト10冊★を決めてきましたが、5年目にしてやめました。
なぜなら、2010年は読了本が77冊と100冊に満たなかったから。
100冊に満たない中からベストを決めるのはおこがましい。
てへっ。
というわけで、読書としてはダメダメな一年でした。
ライフワークのひとつと決めている読書が今年はどういうふうになるかな。
2010年の反省を含め、もっと読まなくちゃ、もっともっとという焦りが募ります。


読書に集中できる一年が過ごせますように。
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言魂

茨木のりこ 『倚りかからず』 より

“もはや出来合いの思想には寄りかかりたくない。
もはや出来合いの宗教には寄りかかりたくない。
もはや出来合いの学問には寄りかかりたくない。
もはやいかなる権威にも寄りかかりたくはない。
長く生きて心底学んだのはそれ位。
自分の耳目、自分の二本足のみで立っていて、何不都合のことやある。
寄りかかるとすれば、それは椅子の背もたれだけ。”

職場の同僚であり、友人でもある素敵可笑しな子から、この詩を収録している本の存在を教えてもらいました。
そんな矢先、一人で車を運転中にこの詩を紹介しているラジオまで聞いて、これは運命!と思い、実際に本で読んでみたら、やられました。

誰が何を言おうとも、人が笑おうとも、基本的に自信過剰であることを信念としてきていたのに、近頃それができなくなってきて、その喪失感にのまれつつあった、わたし。
「自分の耳目、自分の二本足のみで立っていて、何不都合のことやある」、その言葉に圧倒されました。

「不都合のことやある。」

確かに。不都合なんてないんだよ。
世間や社会的立場などから置いてけぼりにされているような自分の環境に、焦燥感や敗北感ばかりが募り、踊らされそうになってた。
周囲の動向に感化され、己の耳目や二本足を失いかけた。
信念というほど強い心や志を持っているわけではいないし、他者に対して顕示できる才覚もなけれど、ここだけは譲れないという気持ちは、こそこそと自分だけでも大切にしたいと思いました。
こっそりとでも、ひっそりとでも、絶対に売れない魂を自分のためだけに残してあげることにしたい。


たった1冊の本が、数行の言葉が、こうも気持ちのベクトルを変えることができるのだもの、やっぱり読書はやめられない。
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卯年の新年会。

新年会②
仙台から今や福岡在住となった人。
年末~年始とお目にかかる機会が多く、ありがたみがやや薄れていきました。
いひひ。
鈍太郎が大好きなこの人、わたしも好きです。
確か明日は、勝負の日…。
彼が立ち向えば、人の気持ちを動かすことができるとわたしは思います。
がんばって。

新年会③
年末に鈍太郎不在な状況で彼とお酒を飲めたことにより、彼に対し勝手に親近感を増した気でいます。
また飲みにいきましょう。

新年会④
12月にパパとなった彼、早速パパ顔に見えたのは、きっと気のせい。
何気に鈍太郎とわたしのキューピット。

新年会⑤
年に1回お目にかかれるかどうかという貴重な人。
わたしに対して、いい歳のとり方をしていると言ってくれる貴重な人でもある。

新年会⑥ 新年会①
今年、二児の母と父となる二人。
妻、かわゆす。可愛い顔して、ときどきとんでもないことを発言するから、よりかわゆす。
夫、よくわからないけど、しっかりしていそう。だけど、きっとこの夫婦それなりに変なんだと勝手に思う。

他にも新年会でお目にかかれた方々がおりましたが、残念ながらうさぎさんタイムにはおらず。

みなさん、脱兎のごとく今年が過ぎてゆくのでしょうね。

わたしも今年は「始めは処女の如く後は脱兎の如し」な一年にしたいと思います。
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