運命
★『私という運命について』白石一文

この作家の作品を読んだのは初めて。
おそらく“運命”が題材なのでしょう。
“運命”だなんて、スケールでかっ!って感じです。
主人公の女性をはじめ、登場人物各々の“運命”?が描かれてます。
それは、運命の人であったり、運命の死だったり…。

果たして運命なんてあるのでしょうか。
運命ねぇ〜、運命かぁ〜、うーむ。

読みながら、どこかで聞いたことのある
“運命は変えられるけど、宿命は変えられない”
という言葉が頭の中をぐるぐると回る。

こんな時には…広辞苑を取り出してみる。

うん-めい【運命】
人間の意志にかかわりなく、身の上にめぐって来る吉凶禍福。それをもたらす人間の力を超えた作用。人生は天の命(メイ)によって支配されているという思想に基づく。めぐりあわせ。転じて、将来のなりゆき。

しゅく-めい【宿命】
前世から定まっている運命。宿運。しゅくみょう。

『広辞苑/新村出編.-第5版 東京:岩波書店,1998』より

宿命ともなると前世なんて言葉が出てくるだ…いやはや、あっぱれ。

運命というスケールの大きなものを描きつつも、世相などが細かく描かれていたり、読みごたえがあって、面白かった。

12/01 20:42 |  | CM:0 | TB:0
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