おぉ。
★『結婚なんてしたくない』/黒田研二

「結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。宝くじなら当たることもあるのだから。」
バーナード・ショウ
「結婚するとは、彼の権利を半分にして、義務を二倍にすることである。」
ショーペンハウアー
「結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。今考えると、あのとき食べておけばよかった。」
アーサー・ゴッドフリー

巻頭には、こんな格言がかかげられてる。
どんな小説なのだろうと読み始める。

主な登場人物は5人の男達。

軟派な佐古翔(35)
二次元アイドルおたく藤江克実(29)
ゲイの蒲生要(33)
パラサイトシングル真鍋聡士(42)
優柔不断な相馬浩文(27)

最初は、この5人のそれぞれの結婚観みたいなものが綴られていくのかなぁと思っていたのだけれども、そんな浅はかなものではなかった。
どんどんとこの何の接点もないような5人の男どもがリンクしていくじゃないですか。
あれれ〜、面白いよ〜、ちょっとぉ。って感じ。

リンクさせていくのはとんでもない食わせ物の一人の女。

あー、面白かった。最後はみんないい風になってたし。
タイトルが目について読んでみたのだけれど、想像と違っていたので得した感じ。
ちなみに巻末には

「結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。」
キルケゴール

という言葉が…。
この小説をよく表しているような気がしました。

それにしても結婚にまつわる格言って結構あるんですね。
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