愛の冷凍保存作戦
★『愛の保存法』/平安寿子

6編の短編からなる一冊。
表題作「愛の保存法」は、先天性愛情欠乏症とやらの夫に対して離婚という冷却期間を与えた上で、再婚を繰り返すお話し。“愛の冷凍保存作戦”というものらしい。

ちょっと話しがずれるけれど、
男女があえていわゆる距離とか冷却期間を置いてみたり、または相手を惹きつけるためにわざと身を引いてみたりという工夫を凝らすことが世の中にはあるけれど、私はこの手のやり口が嫌い。
それに、使えないし、使いたくない。
過酷だけど、せっかく付き合ったならとことん付き合えよと。
なにはともあれ一緒に苦しもうぜ、と思う。
距離や冷却期間を置いたり、身を引いたりしたりするよか、ガチンコで勝負しようじゃないかと。

そもそも、距離を置いたり、冷却期間を取ったり、わざとわが身を引いたりしてるうちに、本当に相手が手に届かないくらい遠くに行ってしまったり、とことん冷めてしまったり、引いたはいいが戻れなくなったりしたらどうするのだろう。
なによりもそうなってしまうことが私には恐ろしい。

小説についてのはずが、持論展開で長々となってしまった。

今回のこの短編集、面白いは面白かったけれど、いまいち共感できる部分があまりなかったな。


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