いちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないのが、いちばんえらい
★『どんぐりと山ねこ:宮沢賢治のおはなし1』/宮沢賢治・作:高畠純・絵

どんぐり達の中で誰が一番偉いのかという抗争が起き、裁判をするお話。
頭が尖っているのが、丸いのが、大きいのが云々と口々に言い合うどんぐり。
裁判はもう3日目で判事の山ねこもお手上げ。
そして、山ねこにこの裁判にと呼び寄せられていた一郎が言うんです。

「そんなら、こういいわたしたらいいでしょう。このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらいとね。ぼくおせっきょうできいたんです。」

こういうのって逆転の発想っていうんでしょうかね。

それにしても、馬車別当が不気味だったな。
それから、山の盛り上がりを“うるうる”と表現する宮沢賢治はやっぱり凄いな。

03/04 00:05 |  | CM:2 | TB:0
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