★『
月とシャンパン』/有吉玉青
20代、30代、40代…とそれぞれの世代の女性の恋愛が6編。
女性のプライドが、気取らずむしろあけすけともいえるほどの描かれ具合でした。
どの話も、何食わぬ顔して道端を歩いている女性が実は経験していそうな恋愛。
「春に踊る」の中にこんな言葉が―
“別れるということは、単にその人ともう会わないとか、結婚しないとか、そんなふうにその人との未来を捨てることではなくて、その人との過去を捨てること”
なるほどね、と思った私です。
とくに印象に残ったのは、「春に踊る」と「がまんくらべ」かな。