|
日常生活でのできごとや思ったこと。
|
|
|
★『死日記』/桂望実
親子ってなんなのでしょう。 母親の愛情は無限で、絶対か…。 主人公は、潤という中学生の少年。 全体は、彼の書き綴った日記と主人公の母親陽子の取調べの場面とで話が進んでいきますが、途中で取調べをしている戸田刑事の奥さんの話や母親の幼少時代の話が挟まれたりと構成が凝っています。 友人の小野君や小野君の両親、専売所のおじさん、担任の先生、隣に住む野々村さんといった周囲の人々がすこぶる器用に描かれていて、そんな彼らとの交流からは、潤の純粋さがひしひしと感じ取れます。 けれど、そんな彼の純粋さは、私にはひどくもどかしくて、寂しくて、悲しかった。 そして、彼をないがしろにし続ける母親に対してやりきれない憤りとやるせなさを抱きます。 『県庁の星』と同じ作家が描いた作品とは思えないくらいシリアスでした。 文庫が7月に出版されているのを知ったので、今から買いにでかけます。 ★『ドライブイン蒲生』/伊藤たかみ
「ドライブイン蒲生」、「無花果カレーライス」、「ジャトーミン」という3作品が収められています。 どの作品にもだらしのない、不甲斐ない感じの男性が登場し、灰色っぽくて、埃っぽい。 なんだろう、投げやりっぽいようなところがなじめなかった。 「無花果カレーライス」は文芸誌に掲載された時に読んでいたので、2回目でした。 ★『絲的メイソウ』/絲山秋子
絲山秋子ってこんな人なんだ。おもしろい。 強気だな、ツワモノだな、ちょっとひねてるな、って思う。 「寝言は寝て言え」や「タンスの大奥」の話が気に入る。 ほんとに禿が好きなんだなー、でも、キング・オブ・無駄、キング・オブ・無意味は恋愛なんだ。 くわばらくわばら、だね。 ★『ざらざら』/川上弘美
“珠玉の短編”なんていう表現がありますが、まさにそれだと思いました。 221ページに23編収められているので短編というよりもショートショートですかね、これは。 ほとんどが雑誌『クウネル』に掲載された作品。 何回も読むのに適した本だと思うので購入しようと思ってます。 「えいっ」とか「クレヨンの花束」とかがわりと好きかな。 ★『エバーグリーン』/豊島ミホ
“十年後、三月十四日、十時にここ” 中学の卒業式の日にあぜ道で交わした約束を胸に抱いたまま成長していく、男の子と女の子のお話。 男の子の十年後は約束を交わした時の夢とは離れた現実。 女の子の十年後は約束を交わした時の夢が叶った現実。 夢を実現させているか、そうでないか。 そんなことは、たいしたことじゃないと思いました。 男の子の過ごした十年も女の子の過ごした十年もどちらも私にはそれなりなんじゃないかと。 しかし、まぁ、こんな約束を胸に抱えたまま過ごすのは、ちょっと息苦しいように私なんかは感じてしまいます。 傷みのあるロマンチックで、いい話でした。 嫌いな言葉が一つ増えました。
それは“セルフ”です。 期待に胸を膨らませた讃岐うどん。 なんだか悲しい結果になりました。 たったの2軒のうどん屋で香川県を忌み嫌ってしまう私は狭量なのでしょうか。 いつかまた挑戦する日がくるのでしょうか。 このままでは負けた気がするので、いずれいつか挑戦したいです。 それ以外は、気ままで充実した旅だったな、と思ってます。 宿泊先も特別いい所に泊まったりしたわけじゃなかったけれど、おいしいものを食べたし、たくさんいいものを見て回りました。 彼とはほぼ毎日電話で会話を交わしますが、共に同じものを同じ時に目にして言葉を交わすことは、電話で語るのとは格段の違いがあることを思い知ります。 同じものを同じ時に見たからといって必ずしも同じ感想、感覚、気持ち持つわけではありません。 けれど、同じものを同じ時に見ているということがひどく愛おしいことのように思えます。 手を繋ぎたいときに手を伸ばせばそこに手があったり、顔を見合わせて笑ったり、そんなことがいちいち嬉しかったりします。 険悪な空気なども相手の表情がわかるという点で、電話よりまだ救いようのある険悪になるような気がします。 もちろん電話にしろ直接対面している場合にしろ険悪にならないというのが理想ですが…。 いろんなところに彼と一緒に行きたいな、と思います。 彼にもそう思ってもらいたいな、と思います。 それを言うと、彼は、そうしたいのならば癇癪を起こさないようにして下さいね、とか可愛くないことを言うんだろうな。 私は、言われるほど癇癪持ちじゃないと自負してるんですけどね。 また、行こうっと。 第8日目。
あってないような8日目です。 朝、起きてあわあわと仕度を整える。 彼はというと、なんだか新聞を悠長に読んでいるじゃないですか。 もしや、こいつ見送りしないつもりか?という疑念が湧き、尋ねてみた。「いやいや、行きますよ。」との答え。 でも、私は本当は見送りに行く気なかったんじゃないかと、今でもほんの少し疑ってます、ほんの少しだけど。 京都駅9:43発ののぞみに乗車。 京都駅に着いてチケット買ったりしているうちに乗車時刻の10分くらい前になってしまい、しばしの別れだというのに慌しくバイバイ。 東京駅に到着後、旅の余韻に浸る隙もなく仕事へ。 次に彼に会うのは、おそらく暑さもいつのことやらとなった秋でしょうね。 その日を心待ちにしつつ、日々せこせこと働いて、一人の日々を謳歌して過ごします。 第7日目。
本当なら東京へ帰る日。 前夜、財布紛失騒動で夜中までなにやかやと電話をしていたせいか、旅の疲れか、二人とも昼頃に起き出す。 このままだと、二人で過ごす最終日がダラッダラッと過ぎてしまう、ということで、近所にランチに行きました。 私が前に一人ごはんをした徒歩で行けちゃう最寄のcafe“cafe&galleryLugol”へ。 彼は京都に住みながら出歩くところといったらパターン化されているので、入ったことがないそうです。 ランチを食べた後、いったん家に戻り、その後自転車に乗って寺町などの繁華街を散策。 夕方になり、京都なのに“一風堂”で好物のラーメンを食べました。 2回目の替え玉を迷っていたら、彼に止められる。 その後、スーパーに寄ってビールとおつまみを買い込み、家飲み。 そして、二人でパジャマ同然の格好で近所界隈をお散歩。 お散歩中に、通りに立ち並んだそれぞれの民家の玄関にぼんぼりを発見!普段はないはず。 東京などに比べ圧倒的に暗い京都の町にぴったりの温かい仄かな灯です。彼の住まいのある通りではやっていませんでしたが、何か風習なのでしょうか? そうこうしているうちにあっという間に夜が更けて、翌日は朝寝坊できないからとそそくさと就寝。 ![]() 第6日目。
10時開館の倉敷市立図書館の見物から一日が始まりました。 その後は、美観地区をお散歩。 大原美術館のとなりにある“エル・グレコ”という喫茶店で珈琲とトーストという朝食を摂りました。 この喫茶店、外観もですが内装もとっても素敵でした。すっかりお気に入りに。 腹ごなしをしたところで、大原美術館へ。 実は、今回の旅行では当初倉敷へ行くという案もあったのですが、大原美術館所蔵の絵画40点程が東京国立近代美術館に出てしまっているということを知って取りやめたんです。 でも、やはり倉敷に来たのだからと入館しました。 夕方には大阪に帰る予定をしていたので、サラリと鑑賞しましょうと言っていたのに駄目でした。 私たちは、いっつもそう。人が驚くほど、ひとところにとどまってしまうんです。 “インパクト”というテーマ展示を開催していた(40点もの絵画が東京へ行ってしまっているせいの企画か?)のですが、これがなかなかよかった。 普段は公開されていない秘蔵?絵画があったり、武者小路実篤、志賀直哉などの「白樺」同人たちを狂喜乱舞させた“ロダンが贈ったロダン”は、その作品はもとよりエピソードに興味津々。 さすがに、この美術館の顔ともいえるエル・グレコの「受胎告知」はありました。 大原美術館のできた経緯、そこに関わる人物などとても興味深かったです。彼はミュージアムショップで大原孫三郎の本を購入してました。 大満足で大原美術館を後にしました。 次に向かうは彼の強い要望で“大山名人記念館”です。 渋すぎます。どうしても行きたいという場所がここです。 心優しい私は、快く同意してあげます。 ここは無料です。誰も見学に来ている人がいません。 管理者と思しきおじさんととその知り合いのおじさん2人が将棋をさしているだけです。 大山名人の使用していた将棋盤やら書などなどが展示されていました。 彼はひとつひとつ食い入るように見てました。いつから将棋ファンになったのか謎です。彼はそこそこ熱く大山名人の話をしてくれましたが、苦笑いの私です。 お昼ごはんを食べ損ねていたので、前夜食べ損ねたお好み焼きを食べにいき、倉敷は終了。 とうとう大阪へ向けた帰路につきました。 大阪には夕食時に到着。 彼の母とお姉さんは帰りが遅くなると聞いていたので、車とお土産を置いて京都へ戻ってしまおうとも思っていたのですが、やはりきちんと対面して、お礼を言って、お土産を渡そうということに。 時間潰しで近所の天神橋筋商店街を散策している間に彼の母から私に連絡が入り、食事へ。彼のお姉さんも途中で合流。 食事後、彼女たちとさよならをして、京都へ。 京都駅に降り立った時にハプニング発覚。 大阪駅まで乗ったタクシーに彼はお財布を落としてきました。 タクシー会社の記憶が二人ともない。 とりあえずカード類はストップして、めぼしいタクシー会社に問い合わせしてけれど、発見されませんでした。 ![]() ![]() ![]() 第5日目。
ホテルをチェックアウトしてまず訪れたのが、“松山城”。 現在、なんと天守閣が補修工事中。それでも、ちょうど、補修工事中だからか流されていた昔の補修工事の様子を撮影したフィルム観たり、小天守から景色を一望したり、現在の補修工事の様子を見たりとそれなりに楽しみました。 城のあとは、道後温泉へ。 温泉入浴前に腹ごなしということでガイドブックに載っていた『味倉』というお店へ。 彼は日替わり定食で旬の魚と新鮮野菜の天丼、私は郷土料理と銘打ってあった鯛めんというのを。 鯛めんには15分程時間がかかるが良いかと確認を取られ、了承。 ということはですよ、通常彼のオーダーした天丼が先にくると誰だって思うでしょう?ところがですよ、なんと鯛めんが先に…。 私が食べ始めてしばらくしてから天丼が…。 鯛めんは小ぶりの鯛を一匹炊いたもののが添えられたそうめん。 まぁ、おいしかったです。で、天丼ですが彼の手前その時にはコメントしませんでしたが、別段特徴が伺えませんでした。おいしいとは言ってましたが。 いよいよ温泉へ。 彼のお母さんが千と千尋みたいだよ、と教えてくれていた道後温泉本館に。 神の湯と霊の湯という2つの浴室があって、入浴コースが4つあります。 一番高い入浴コースでも1500円(霊の湯3階個室)だったので、そちらにしようとしたのですが、なんと満杯。 ということで、一つ下のコース(霊の湯2階席)というコース(1200円)になりました。お風呂に入って、2階の広間で休憩するというものです。 ちなみに神の湯にも入浴可能。でもでも、休憩を含めてなんと1時間以内となっており、なんだか忙しないです。 結局、霊の湯にだけ入浴。彼は本当は神の湯にも行こうとしていたらしい…ですが、私がすっかり広間で寛ぎ始めたものだから止めたそうです。 休憩後は、館内にある天皇が使用したという“又新殿(ゆうしんでん)”なるところを案内・説明してもらい、その後夏目漱石が使用した“坊っちゃんの間”を見学しました。 確かに、ここは、情緒ある建物だし、千と千尋の湯屋のような感じでノスタルジックで素敵なんですが、ゆっくりと体を温泉で休めるというものではなかったです。 入浴後は、いよいよ帰ろうということに。 四国に入る時は瀬戸大橋、出る時はしまなみ街道と決めていました。 というわけで、しまなみ街道へと向かうわけですが、その前にどうしても寄りたいところがあると彼が言い張ります。それは、今治。 しまなみ街道は今治から入るので意義を唱えるわけもいかず。 「日本人なら今治のタオルを使え」と彼が言い募っていたんですよ、旅行中。普段は中国産使ってるくせに。 向かった先は“タオル&ライフミュージアムTEXPORT今治”というところ。 彼は、実演場の見学をしたかったみたいですが、時間帯の関係なのかやっておらず、展示室も観光客はおろか係員すらおらず閑散としていて、とっても残念そうでした。彼がちょっと気の毒になりました。 せっかくだからと、手触りのいいタオルを買って出ました。 出てすぐに目についた回る寿司屋さん。その名も“すし水軍”。そんなにお腹が空いていたわけじゃないけれど、入っちゃいました。東京では見たことがない魚などがあり、おもしろいし、安くておいしかった。 予定外の腹ごなしなんかをしているうちに、日が暮れて、いよいよしまなみ街道へ。 この街道は海に浮かぶ小さな島々を繋ぎ繋ぎ、本州へと至ります。 しまなみ街道を走っている途中で、もう一泊どこかに泊まろうという話になり、倉敷で宿泊することにしました。 しまなみ街道を後にして、岡山県に突入。 岡山突入後には、お好み焼き食べたさにナビに翻弄されるというちょっとしたハプニングに見舞われました。結局お好み焼きは食べらずに、この日の宿のある倉敷へ。 宿泊先は“倉敷サクラステイ”というところ。美観地区内にあり、大原美術館のすぐそばでした。 宿についてすぐに飲みに出たのですが、どこも店じまいが早く、結局夜の美観地区をお散歩して、コンビニで地ビールの“独歩”やおつまみを買い込んで宿の狭いお部屋で飲みました。 ![]() ![]() ![]() 第4日目。長い一日の始まりです。
さすがはうどんの楽園、香川県。 午前9時には開店するうどん屋さんもあると購入していた香川県のガイドブックで知り、そそくさとホテルをチェックアウト。 早速、朝食がてらうどん第2食目を食すべく事前チェックをしていた“松下製麺所”というところへ。 駐車場なんてないので、近くの100パーキングに駐車。(旅行先で駐禁&レッカーという苦い経験があるので…) ここは、いわゆるセルフと呼ばれている形式。 彼は冷たいうどんで、私はかけうどん。 うどんの玉をどんぶりに入れただけのものをポイと提供され、自分でうどんを温め、薬味及びおつゆをかけ、食べます。 セルフの究極…不慣れな私たち…おずおず、ずるずる。 店の人の声が奥から聞こえてきます… 「今日は、観光客が多いねぇ。いいわねぇ。」 羨ましがっているのか、なんなのか。棘のある響き。ふんっ! 食べてそそくさと店を後に。 彼に店員の声を聞いていたか尋ねたら、聞いていなかったとの答え。 私一人が気分を害されたと感じていたわけね、とプンスカ。 気を取り直して…という感じで続けざまに第3食目の店“上原屋本店”というところへ。 またしてもセルフ。 彼は釜揚げうどん、私はかけうどん。 釜揚げうどんは店側が食べられる状態にして提供してくれるのに対し、かけうどんは前述の店と同様。温めるのも自分、おつゆをかけるのも自分。 おつゆが蛇口のようなものを捻ると出てくるのですが、調節がよくわからず、ジャー、ドバッーとどんぶりから溢れ、更には手にかかりました。熱いです、やけどです。 泣きたくなりました…というか半ベソかきました。 すっかり不機嫌な私。 もう嫌だ、システムが分からないのに教えてもくれないなんてひどい、訴えてやる、排他的だ、閉鎖的だ、田舎の人間は嫌だ、などなど理不尽にも彼に当り散らし、窮状を訴え続けました。険悪ムード全開。 結果、もううどん巡りはやめましょうということに。 さらには、もう京都へ帰りましょうということまでに…。あぁ。 そんなMAX険悪の中、彼がコンビニでやけどを冷やすようにと氷を買ってくれ、だいぶ落ち着きを取り戻した私…金比羅参りに行きましょうと誘いをかけ、ひとまず京都帰還説を覆しました。 険悪ムード挽回ドライブの末に、やってきましたこんぴらさん。 正しくは、金刀金比羅宮って言うんですね。 上りましたよこんぴらさん、下りましたよこんぴらさん。 1368段ですよ、階段。上って下りたら2736段。 膝が大笑い。そりゃあ、もう、汗まみれ というわけで、下りてからは、麓にあった旅館の温泉に。 あまりのしょぼさに膝同様笑いました。けど、汗をいっぱいかいたので気持ちよかった。 その後、糖分補給を切望していた彼の願いを叶えるために金比羅銘菓“灸まん”を売っているお店で休憩。彼は宇治金時、私は灸まん+お茶をいただきました。 散々歩いたのに、そのあと彼が珍しく固執した“丸亀城”へ。 高浜虚子の句碑などを流しつつ、急な上り坂を体に鞭打って登る。 人はほとんどおらず、地味な感じのお城でした。見所と言われる石垣は美しかったな。残念ながら天守へは時間外で入れず。 その後、私が行こうと決めていた骨付鳥の『一鶴』へ。 私たちが入ったのは、土器川店です。なかなか味のある建物でした。 おやどり、ひなどり、とりめし、むすびをオーダー。 骨付鳥はシンプルだけど、スパイシーで熱々でとても美味しかった。 私はひなどりの方が好きでしたが、彼はおやどりの歯ごたえが気に入ったようでした。 ビールを飲めなかったのが、残念。 日も暮れてきて、宿泊先探し。翌日は道後温泉にでも行こうと言っていたので、香川から愛媛へと移動することに。 道後温泉付近の宿は満室と断られ、松山市内の“ホテル泰平別館”なる格安な宿を取りました。 本館にある温泉へ入浴できると聞き、到着してすぐに入りに行きました。 奥道後温泉のお湯を引いているそうですが、後付されたと思しき檜風呂なんかは少し痛々しさがありました。女湯は私一人。久々に泳いで(狭いので浮かぶに近い)みたり、バタ足したり、浮かれ気味。 そんな中、悲劇が起こります。 真っ裸の私は、檜に足を滑らせダイナミックに転倒。 咄嗟に頭部挫傷を避ける体勢を取り、左半身をしたたかに打ち付けました。 左肘から電流が走り、左半身全体が痛い…。でも、可笑しい。 笑いながらも、左肘の痛みは激しく見る見る間に腫れが…。 温泉は打ち身にも効くはずと、温泉が流れ出てくところに左肘をあてつづけました。 風呂から出て彼に転倒の一部始終を語る。 「一人の時にそんなに体を張って笑いを取ってもしかたがないのに…」などと言いつつも、左肘の腫れを見て、湿布を貼ったほうがいいとのコメント。フロントに湿布はないかと尋ねたのですが、なかった。 近くのコンビニにも湿布はなかったので、冷えピタシートで代用。 それでも、ホテルの向かいにあった飲み屋さんへ。 左半身に鈍い痛みを感じたまま、鯵の活き造りや伊予牛のたたき、じゃこてん等を嬉々として食べて、ビールを飲みました。 長い長い、一日でした。 第3日目。
いよいよ本格始動って感じになってきます。 揺り起こされて起きてみれば、うひょ、午前5時台じゃないですか。 意外にすっきりと目覚めたのでそのまま身支度を整え、彼の住まいである京都へ移動することに。 移動には彼の実家のお車を拝借。 どこかへ行くならと私も運転できるよう事前に家族限定だった保険を外してくれていたんです。 ナビもETCもある快適車です。 25日迄は自由にどうぞということでお言葉に甘え、拝借しました。 早朝に大阪を出発、思った以上に早く京都に到着。 京都についてすぐに私の送り出した荷物を郵便局に取りに行き、ザ・パレスサイドホテルでモーニングを食べ、いったん彼の住まいへ。 2泊分程の荷造りをし、讃岐うどん目指し、いざ四国へ! お昼は軽めにということで、インターでお好み焼きと明石焼とやきそばを食べました。期待していなかったけれど、これがおいしかった。 走りに走り夕方くらいに遂に瀬戸大橋に。 瀬戸大橋を渡りいよいよ四国香川県に突入。突入してまもなく第一食目のうどんを道の駅(滝宮)で食べました。安くておいしかったです。 実はこの四国の旅路、宿泊先を取っていません。 行き当たりばったりでいいよねー、というノリです。 この日は、丸亀市にある“オークラホテル丸亀”というところに宿泊。なかなかのしょぼくれ具合ですが寝るだけなので不満はありませんでした。 宿を確保した後に夕食を近くの飲み屋さんで。 地元の海の幸などを食べてビール飲んでご機嫌でした。 ![]() ![]() 第2日目。
どこへ出かけるかなどをおしゃべりしながら、彼の家族と共に朝食。 きちんとした朝ごはんを食べたのは久しぶり…ごはんにおみおつけに焼き魚、サラダなどなど。 検討の末、目的地は天保山のサントリーミュージアムで開催中の『スヌーピー ライフデザイン展』に決定。 その前に関西では60年ぶりの復活という定席寄席となる『天満天神繁昌亭』見物に。 大阪には定席寄席が今日日なかったんですね。そりゃ、桂三枝も悲願するわな。 こけらおとしは9/15ということで、外観のみの見学。 初日はけっこうな顔ぶれで、やはりチケットは完売でした。 9月に新宿の“末廣亭”で初寄席体験をする予定なんですよ、わたし。 で、目的の『スヌーピー ライフデザイン展』は、どこもかしこもスヌーピー。 各種アーティストや企業とのコラボによるスヌーピー。 あぁ、スヌーピー。幸せです。 東京でも開催されてたはずなんですが、行かなかったんですよね。 よかったです、行って。 白山陶器という会社とのコラボによる食器を買い込みましたょ、ふふふ。 あれよあれよとい間に夕食時となり、彼の母と姉と梅田の街で待ち合わせ、ビアガーデンに行きました。 気持ちのいい風が吹いていて、ビバ!ビアガーデンでした。 この日も彼の実家に宿泊。 第1日目。
仕事終了後、職場をすごい勢いで出て行き、嬉々として出発! 東京駅18:03発ののぞみ。 途中爆睡したりして、一路新大阪へ。 新大阪で彼と待ち合わせ。 約4ヶ月振りに対面する彼でしたが、異常に格好良くなっている(もともと格好いいけどね)とかいう変化はなかったけれど、素で対面の喜びを感じました。 対面の喜びに浸りつつ、彼と共に大阪にある彼の実家へ。 彼の家族と会うのはお正月の訪問以来。相変わらず快く迎えてくれます。 夕食は彼のお姉さんが作ってくれたサラダ蕎麦などなど。 サラダ蕎麦は、さっぱりすっきりとしていて美味しくて、真似たい一品でした。 夕食を食べ、持参したお土産を渡したりしているうちに夜は更けました。 今朝の新幹線で京都よりご帰還です。
19日の仕事終了後〜今朝まで、あっという間だったな。 もう、終わっちゃったよ。ちっ…。 旅行日記、本日より徐々にup予定。 イェーイ、夏休み。
30分程前に新幹線に乗り込み、好物の“まい泉のカツサンド”をハムハムと貪り喰って、一心地着いたところです。 後は本読むなり寝るなりしながら、新幹線が無事に新大阪に連れて行ってくれるのを待つのみです。 新幹線、意外に混んでるなー。 友人からお家で焼肉をやるので今晩どうですか、と誘いがあったので乗りました。
友人とその夫に私、という明らかに私の存在意義が問われるメンバー。 自宅にあったワインを携えて、彼女の夫のお迎えの車に乗り、夫婦の家に。 たいがい誘われて断ったことがないのだけれど、彼女の夫はどう思っているのかと、少しだけ思ったりもする。 ま、お構いなしにノコノコとお邪魔するのだけれど。 焼肉おいしかった。 真新しい新品のホットプレートでお肉やお野菜をじゅうじゅうと。 それに、ビールにワインに日本酒。 日本酒は久々だったな。八海山や越乃寒梅をいただく…美味い。 沢山飲んで、沢山食べて、おしゃべりして満腹。 友人とその夫に私。 いつまでこうして、おしゃべりしたり、お酒を飲んだり、あてられたりできるんだろうな、と思う今日この頃。 「あやさんが来てくれればそれでいいです。」
約4ヶ月振りに会う彼にお土産は何がいいかと尋ねたたら、こう返答がありました。 うまくなりました。 心の額縁に納めます。 心穏やかでない時などには、この額縁を眺めることにしましょう。 彼の発言にこうも簡単に捕われてしまう私は、やはり恋する乙女です。たぶん。 心の額縁に納まりきらなかった嬉しさが、ここに溢れてしまいました。 彼は削除するように忠告してくるかもしれませんが。 ★『おそめ 伝説の銀座マダムの数奇にして華麗な半生』/石井妙子
銀座伝説のバー“おそめ”。マダムの名は、上羽秀。 映画『夜の蝶』のモデルとされ、“空飛ぶマダム”の異名を持つ彼女。 そんな彼女の半生をこの一冊で堪能できる。 彼女が生涯惚れぬいた男性であり、事実上の夫は、仁侠映画の名プロデューサーとされた俊藤浩滋。彼以外にも、とにかく出てくる出てくるいわゆる政界、財界、文壇の名だたる人びとが。 銀座という場所を銀座たらしめた時代、そこに生きた女性、男性の悲喜交々は、そんじょそこらの小説なんかよりよっぽど面白い。 バー“エスポワール”のマダム川辺るみ子に興味をそそられたので、次は『銀座・エスポヮールの日々』を読んでみようと思う。 ★『ドラママチ』/角田光代
「コドモマチ」、「ヤルキマチ」、「ワタシマチ」、「ツウカマチ」、「ゴールマチ」、「ドラママチ」、「ワカレマチ」、「ショウカマチ」という“待ち”の短編が8編。 女性が持つ負の感情、負の部分を描かせると秀逸ですね、角田光代は。 それも劇的な負を描くのではなく、日常にはびこっている負。 こんな洞察力を持っていると疲れそう。 どの作品も喫茶店という空間が出てくるんですよね。“待つ”というテーマの象徴的な場所なのでしょうか。 それと東小金井や武蔵小金井、国立、阿佐ヶ谷、西荻などなど中央線沿線を舞台にしていて、私としてはイメージが掴みやすかった。 私は、表題作でもある「ドラママチ」が一番よかったな。 |
|