This Archive : 2006年10月

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恋の傷

★『祝福』/野中柊

短編が6編。
キレイでおセンチな作品でした。

なんでしょうねぇ…恋をして傷つくって。
名誉の負傷なんですか?それって。
名誉だろうがなんだろうが、傷は傷。
傷なんて受けないで済むようにしたいんです。
傷を回避できるならば、どんな手段をもってでも受けないようにするでしょうよ。
無防備なんて、くそくらえ。
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からだの声

お肉を食べない生活をちょっと試してみようと思って、
実践中なわけだけれど、
まだ数日しか経っていないのに、
すでに…
焼肉を食べる夢をみる。

こ、これも、からだの声?
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CATEGORY : 雑録 |

次々と。

★『ハヅキさんのこと』/川上弘美

前作『ざらざら』と同じように、短編集というよりも掌編集です。
好きでした、この作品も。
ころりころりと26篇のお話が私の中に滑り込んできます。
あとがきによると“エッセイの体裁をとった小説”だとか。
だから、ここに収められたお話は本当のような嘘なんでしょう。
または、その逆かな。
「階段」と「姫鏡台」と「ハヅキさんのこと」が中でも好きです。


イカモノ≒たまもの
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耐久。

ウィークデーの午前中、青山のウィメンズプラザで開かれた大葉ナナコさんの講演会にお友達と行ってきました。

「陣痛大好き!」とおっしゃられる大葉ナナコさんは、キラッキラッとしていて、美しい女性で、なにやらものすごい生命力を感じます。
彼女の講演を1時間くらい静聴し、出産シーンのビデオを鑑賞。
一つの生命を我が身に宿し、子どものお宮であるという“子宮”の中で育み、“神通”だったとされる“陣痛”に耐え忍んだ末に、世の中に一人の人間を送り出す。
女性ってやっぱり凄いよね、神秘的だよね、と思うわけです。
でも、でも、でも、目を背けたくなるのは…
なぜなんでしょう。
どうしてでしょう。
仕事へ行く時間よりも早く家を出た甲斐はたしかにありました。
彼女の講演を聴いて、すごく良かったな、と思ってます。
当分の間、お肉を食べるのを避けようと思い、実践中です。

講演後、そのまま青山でお友達と肉なし・玄米ごはんのランチをして、街を少し散策。
夜もこのお友達と飲みに出かける約束をしていたのだけれど、家を出る時点で、なんとしてでも一度家へ帰ろうと思っていたわたし。
なのに、結局、吉祥寺へ移動して、マンガ喫茶に行って、ネイルをやってもらってなんてしているうちに夜に…。
はぅ。
で、そのまま結局飲みに。
12時間以上の時間をお友達と過ごす。笑えます。

しかも、翌日思い返してみても、飲んでいる途中からの記憶がほぼ完全に失われていたわたし。
びっくりです。笑えます。
なにやってんですか、わたし。
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CATEGORY : おでかけ |

酒、酒、酒。

★『東京居酒屋探訪』/大道珠貴

いい感じで、この人飲んでます。
好感を覚えます。彼女、好きだなぁ。
おこがましくも親近感を抱きます。
飲み処を巡って書かれたエッセイだけれど、彼女自身のものの見方や彼女の価値観が築かれてきた背景みたいなものが随所に伺えて、それがおもしろい。
決して、上手とは言えない挿絵は、彼女が描いたものなのだと思いますが、味があります。

一軒だけ、自分も訪れたことのある飲み処がありました。
早稲田の“志乃ぶ”。
職場のおじさん連中が連れて行ってくれたのですが、樽酒の香ばしい感じやおでんの美味しさは幸福以外のなにものでもなかったです。
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無縁です。

★『コルセット』/姫野カオルコ

あとがきで、著者自身が説明している通り、
“ロンド形式に四話が収録されている。第一話のラストシーンが第二話の冒頭シーンにつながり、第二話のラストシーンが第三をの冒頭につながり……第四話のラストシーンはまた第一話の冒頭につながる。各話で主役だった人物は、別の話では脇役にまわる”
という構成になっています。
なんとなく舞台を観ているような感じがします。

庶民には到底理解しがたいような世界が描かれます。
上流階級の方々の退屈しのぎたるや官能的で恐るべし。

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★『その街の今は』/柴崎友香

大阪に生まれ、ずっと大阪に住んでいる主人公の歌ちゃんは、昔の大阪の写真を集めている。
写真などで見た光景が、実際にあったものだと感じて、そのあと何十年かの時代が流れて、わたしが今いるここになっている、と感じる。
その感覚、感慨、興奮のようなものが私にはピンとこない。
私の場合、生まれたのは北海道だし、育った街も今住んでいる街もそれぞれ違うから。
廬山寺の紫式部邸宅址に立ったときに、静かな興奮を私は抱いたのだけれど、それに近いのか?違う気がするなぁ…。

作中で描かれていく恋愛的な部分は淡白だけれど、その感じが昔の写真の話と相まっていて、落ち着いた良い作品でした。
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あーあーあー。

★『ヨコモレ通信』/辛酸なめ子

いいタイトル。内容もすこぶるいい。
情報化社会からヨコモレした事象について、辛酸なめ子自身が潜入取材をしてまで書き上げたルポ?エッセイです。
潜入先として選ばれた場所が絶妙なヨコモレ具合だし、それを語る口調も絶妙。
笑いが零れます。

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閉口。

★『はずれ姫』/長谷川純子

あぁ、ダメです。こういうの。

5編の短編は、どれも、淫靡で、じめっとしていて、「蠢く」って言葉がぴったりな感じです。
女の情念と男の浅はかさがこれでもか、と…。
「蛍を飲む」の中で、“浜のメリーさん”が登場。

気持ちの悪い作品でした。




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観劇。

★劇団、本谷有希子『遭難、』@青山円形劇場

青山円形劇場で、一番前の席。すげぇ。

真っ暗になって、音楽が鳴り響く…鳥肌。
幕開けは、叫びたくなるくらいの興奮に包まれます。

「うんこ、うんこしなさいよ」
ひぃ、やられました。最初の一言から。
その後、しばしの後「脱糞」なんて言葉も飛び出します。
参りっぱなし。ぐいぐい引き込まれていきます。

人の気持ちなんてわからない、自分大好き、トラウマ、原因と結果…。
ストーリー展開もおもしろいし、台詞や役者の表情が随所随所で笑わせてくれる。
まさしく“シリアスコメディ”。

すっごく良かった。

ぐばい。


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CATEGORY : 映画・舞台鑑賞 |

不可逆で絶望的な断絶

★『100回泣くこと』/中村航

モグラは0.00055馬力、一頭の馬との綱引きには二千匹のモグラ。
こういう他愛のない、愛おしいと感じる会話を交わしてきた人が死ぬってどいうことなのか、想像できないし、したくないな。
他愛のない数々の会話の中に死を意識することって、できるのでしょうか。
人がいつかは必ず死ぬということは、知ってます。
知っているけれど、いまその瞬間に交わされる言葉達の間では、死はすっかりとなりを潜めて、そんなものがあるなんて気がつかないくらい小さい。
なのに、
不完全に満ちた世界で完全性を持つのは死と時間。
なんだよね。



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知恵と勇気

★『ほどけるとける』/大島真寿美

高校中退、数々のバイトもすぐに馘首になり、結局、祖父の経営するお風呂屋でバイトする主人公美和ちゃん。
お風呂屋のバイトで出会う人達との交流や将来への道が開けていく様子がテンポよく描かれていきます。
お風呂屋の常連佐紀さんとお酒を飲む場面のポンポンした会話とか、弟がRPGをバイブルとして姉に意見したり、フジリネンのおじさんとの温かい交流などなど、生き生きしていて、おもしろい。

回り道をしても、迷っても、立ち往生しても、前進してゆくのです。
希望のある小説でした。
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お料理

★『彼女のこんだて帖』/角田光代

うん、とても良い本です。素敵な1冊です。

角田光代が描き出すお料理にまつわる掌編とそれぞれのレシピ。
お料理には多かれ少なかれ人それぞれにある物語を持っているよなぁ、としみじみ。
中でも、ぐっときた掌編は“星野秋男のこんだて帖”で、食べたい!と思ったのは“野坂すみ子のこんだて帖”。

お料理は好きじゃないけれど、この本を買おうと思いました。


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ランチタイム

★『浮世でランチ』/山崎ナオコーラ

実は、山崎ナオコーラ作品を読んだのは始めて。
どうしても、あの『人のセックスを笑うな』を手に取れないでいたので。

主人公丸山君枝の今と昔が、パラレルに描かれていきます。
今は会社を辞めてアジア圏を旅している話で、昔は中学時代の話。
いずれも人と人との関係性みたいなものが中心に据えられてます。
似てる、自分と。
と思うところが主人公にありました。
自意識や自尊心のあり方や人との距離感などに。

話の展開に必要なのか?と私としては疑問を挟んでしまう部分もありましたが、面白かったです。

ランチは、一人で食べたいです、私。
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出産

★『贅沢なお産』/桜沢エリカ

著者自身の出産記です。
自宅出産。
夫と助産婦さんと共に慣れ親しんだ自宅で新しい生命の誕生を迎える。
読んでいくうちに、病院で産むことが不自然に感じられてきます。
気がついたら、泣いていました。
あっさりと感動しました。

どこかで母になるということをおぞましく思っていましたが、いくらか払拭される一冊でした。
結婚すらもしていないけれど、読んで良かった。

今月末には友達が申込をしてくれたので、この本の中でも紹介されているバースコーディネーター大葉ナナコさんの講演会に行きます。
未婚ですが…妊娠予定もないですが…楽しみです。






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文明の利器

携帯、水没。
ビール没。
電源入りません。

久々にパニック、過呼吸に陥る。
怖い。本当に怖い。
こんなにちっぽけなメカに揺さぶられちゃう精神が怖い。
いやだ。
いやだ。
いやだ。
いやだ。
いやだ。
あー、いやだ。
どーした、わたし。
負けない、わたし。
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CATEGORY : 雑録 |

切なる願い

強くなりたい。強くなりたい。強くなりたい。
強くありたい。強くありたい。強くありたい。

逞しく、へこたれない。
何があっても動じない。
強靭、ツワモノ。
完全無敵。

いくら出せば、買える?
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タマシイ

★『エコノミカル・パレス』/角田光代

暗澹とした不愉快な小説でした。
不安定で恐いです、こういう生活。
タマシイのない仕事をしたくないと定職につかないことや、そいういう人間を腹の中では疎ましく思いつつも、身を粉にして自らが働いて生活を立てたり、おそらく私にはどちらも耐えられない。

タマシイって何ですか。
現実はタマシイと離れたところに否応なくあるんですよ。
納得とかそんなのと別次元で。



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(≧∀≦)

買っちゃった、買っちゃった。


ハチクロ。


大人買い。


わーい、わーい。
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女や男

★『二人で夜どおしおしゃべり』/小池真理子

主に女や男のあれやこれやのエッセイ。
奥付には昭和62年とありました。ずいぶん前のものなんだなー。
小池真理子独自の切り口で、信念で語られてます。
機知に富んだ人だな、と関心しきり。
彼女の物事の捉え方、考え方を私は好ましく思います。
健全より不健全、上昇よりも没落を美しいと思ったりするところとかが。

また、彼女のエッセイを読もう。



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はぁぁ、切ないっ。

★『ハチミツとクローバー⑩』/羽海野チカ

にゃー。にょー。最終巻だよぉ。
はふぅ、泣ける。やっばい、泣ける。
はぐちゃんの決断は…どうなんだろう。
いいのかな、はぐちゃん。
あぁ、なんで最終巻なのよ?
やっぱり買うかな。
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うんしょ、うんしょ

★『夏の力道山』/夏石鈴子

とっても好きです、この作品。
力んでいない、働く主婦の話。

主人公五十嵐豊子の“一家の主婦の公式見解”という考え方や彼女のものごとに対する姿勢や口調など、とても好もしいものでした。
“うんしょ、うんしょ”と自転車を漕いだり、駅に着いた時の“やれやれ”感に辛さや不幸せが含まれていない感じや、夫や二人の子供、職場の同僚への小説然としていない自然な口調などが、大げさではない充足感を与えてくれる。
特に夫婦の会話がよかったな。最後の方とか特に。
豊子の背中に夫(明彦)がペンで“明彦命”と書こうとして、間違えて、“豊子の豊の字”を書いちゃう最後のシーン。
何だか涙ぐんでしまった。

それから、緑の言葉ね。
“いつも、どうしたら一番いいかなって考えるようにする”

ふむ。なるほどね。
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挿絵で…

★『銀の鍵』/角田光代 著・100%orange 絵

アキ・カウリスマキ監督の「過去のない男」の感想文(あとがきより)だそうです。
というわけで、この映画を観ていない私には、おそらくこの作品をとらえることができていないのだけれど、お気に入りのイラストレーターである100%orangeが挿絵を描いているというだけで、だいぶ満足でした。

映画観てみよっかな。


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だいせんじがけだらなよさ

★『寺山修司少女詩集』/寺山修司

予定していなかった京都行きを決めた先週。
カバンに入れたのがこの本。
少女といわれる年をとうに過ぎたというのに、これ。
なぜ、詩?
長い文章を読む気持ちの余裕がなかったのかもしれません。

「ハート型の思い出」や「階段」は、遊び心があって、おちゃめで、かわいい詩でした。
この詩集で一番好きなのは「あなたに」という詩かな~。

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