★『
ほどけるとける』/大島真寿美
高校中退、数々のバイトもすぐに馘首になり、結局、祖父の経営するお風呂屋でバイトする主人公美和ちゃん。
お風呂屋のバイトで出会う人達との交流や将来への道が開けていく様子がテンポよく描かれていきます。
お風呂屋の常連佐紀さんとお酒を飲む場面のポンポンした会話とか、弟がRPGをバイブルとして姉に意見したり、フジリネンのおじさんとの温かい交流などなど、生き生きしていて、おもしろい。
回り道をしても、迷っても、立ち往生しても、前進してゆくのです。
希望のある小説でした。