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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『コルセット』/姫野カオルコ
あとがきで、著者自身が説明している通り、 “ロンド形式に四話が収録されている。第一話のラストシーンが第二話の冒頭シーンにつながり、第二話のラストシーンが第三をの冒頭につながり……第四話のラストシーンはまた第一話の冒頭につながる。各話で主役だった人物は、別の話では脇役にまわる” という構成になっています。 なんとなく舞台を観ているような感じがします。 庶民には到底理解しがたいような世界が描かれます。 上流階級の方々の退屈しのぎたるや官能的で恐るべし。 ★『その街の今は』/柴崎友香
大阪に生まれ、ずっと大阪に住んでいる主人公の歌ちゃんは、昔の大阪の写真を集めている。 写真などで見た光景が、実際にあったものだと感じて、そのあと何十年かの時代が流れて、わたしが今いるここになっている、と感じる。 その感覚、感慨、興奮のようなものが私にはピンとこない。 私の場合、生まれたのは北海道だし、育った街も今住んでいる街もそれぞれ違うから。 廬山寺の紫式部邸宅址に立ったときに、静かな興奮を私は抱いたのだけれど、それに近いのか?違う気がするなぁ…。 作中で描かれていく恋愛的な部分は淡白だけれど、その感じが昔の写真の話と相まっていて、落ち着いた良い作品でした。 |
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