自由と不自由
★『私らしくあの場所へ』/角田光代/大道珠貴/谷村志穂/野中柊/有吉玉青/島本理生

なんとなく読まなくてもいいかな、と思って手にしていなかったのですが、“しおり”が目について手にしました。“しおり”かわいいな。

6名のモデルと6名の作家との往復書簡とそれぞれの作家が書き下ろした6つの物語で構成されてます。
雑誌に掲載された日産・新型マーチ協賛企画「ハッピーな人生を私らしく」をきっかけに出版された本だそうです。(あとがき参照)

それぞれの作家の書き下ろし作品は以下。
「ふたり」角田光代
「ゆうれいトンネル」大道珠貴
「風になびく青い風船」谷村志穂
「たとえ恋は終わっても」野中柊
「BORDER」有吉玉青
「遠ざかる夜」島本理生

角田光代の「ふたり」がとても良かった。
“自由で身軽って、さほどおもしろくない”
“かつて自分が持っていた自由と、自分の選んだ不自由”。
この言葉で私はある人を彷彿しました。ふふふ。
で、わが身を照らし考えてみる。ふむ。

中には展開が唐突だったりもした作品があったりもしたけれど、どの作品もそれぞれの良さがありました。
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