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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『美晴さんランナウェイ』/山本幸久
”逃げてないよ、追いかけてるの” 美晴さん、あなた素敵です。 愉快な小説でした。 じめっとしたところがなくて、ちょっとほこっとする。 叔母は破天荒だし、おばあさんは死ぬし、叔父さんは借金抱えて疾走するし、弟は超常現象に魅了されていたりするけれど…世宇子ちゃん、家族っていいよね。 って話しかけたくなる作品。 久々の山本幸久作品、堪能できました。 やっぱ、この作家好きだな。 【runaway】 3 大勝[楽勝]の;楽々と得られた〈勝利〉. by.プログレッシブ英和中辞典 ★『小学五年生』/重松清
一時期彼の作品を何作品か立て続けに読んで、その後ぴったりと読まなくなっていたのですが、久しぶりに読みました。 重松清は、しょんべん臭さの残るこの年頃の男の子を描くのが上手。 この作品は短編が17編も収められています。 一作品が一作品が短いせいか盛り上がってきたと思ったら、終わりとなってしまう作品が多かった。 その中途半端さは、子ども子どもしてもいられず、でもまだまだこれからいろいろな可能性をふくんだ小学五年生という妙齢具合を意識してのことなのかと思うほどでした。 小学五年生なんてきっと面倒くさいさかりだろうな。 小学五年生といえば、私が人生初の挫折を味わった年です。 ★『家日和』/奥田英朗
最後の一行を読み終えて本を置いた時、あ〜、おもしろかったと満足できた作品。 短編が6篇、どれも巧い。 共通テーマはタイトルからわかるように“家”。 HOUSEでもあるけれど、どちらかとしてはHOMEという感じ。 この違いは私の中の勝手な解釈だけれど。 「サニーデイ」 オークションにはまる主婦のお話。 主婦ってなかなか褒められることないもんね。 「ここが青山」 突然の会社倒産…妻が復職、夫は主夫として子どものお弁当作りなんかを楽しむお話。 “人間いたるところに青山あり” 「家においでよ」 別居することになった夫婦、妻が出て行ったがらんとした住まいを夫は男の王国としていきます。 夫婦も他人、マイホームは女の城。 「グレープフルーツ・モンスター」 在宅のお仕事をする主婦が斡旋先から定期的に訪れる若い営業マンを心待ちにしていく。 営業マンが来た日の夜は夢が見れるんです。 「夫とカーテン」 夫婦の妙なシンクロ具合を描いた作品。 夫のベンチャースピリットに刺激されて、眠っていた才能が目を覚ます妻。 「妻と玄米御飯」 これが一番おもしろかった。私小説だったりして、なんて思ったり。 冠作家になった夫、ロハスにはまった妻。 “ロハス”を揶揄しているのがとてもおもしろい。 “先進国のエコロジーは、衣食足りた人々の免罪符” “作家はどこかで蛮勇を奮わなくてはならない” ユーモア小説、万歳! |
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