This Archive : 2007年07月

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私に四次元ポケットがあったら、ドラえもんを入れておく。

★『ドラえもん短歌』/枡野浩一 選

四次元ポケットのように素敵滅法な一冊です。((=´♀`=))
沢山の秀逸短歌に出会えました。

ぼくのこと ドラえもんだと 思うのかい バッグと愛は もう出せないよ[みうらしんじ]

失恋を グウで殴って もう決めた 私今日から ジャイアンになる
[百田きりん]

ジャイアンの 統率力を 持っている スネ夫みたいな 金持ちがいい[丹生谷歩美]

スネ夫って 粋な髪型 してるよな 漢字で言うと 「司」に似てる
[古内よう子]

おりこうな 彼氏が欲しい 出来杉君 みたいな人を とりこにしたい
[トヨタエリ]

あの頃は どこでもドアが なくたって どこでも行ける ぼくだったのに[みうらしんじ]

目の前に どこでもドアが あったなら それを理由に 会いに行きたい[MAmi]

自転車で 君を家まで 送ってた どこでもドアが なくてよかった
[仁尾智]

覇気のない ドラえもんには 適当な 悩みを言って あげたりしなきゃ[篠田算]

金属の ヒゲが刺しても ドラえもん 抱き寄せるのを ためらわないで[沼尻つた子]

ドラえもん タイムマシンで 連れてって 環七左で 目黒通りまで
[東貴博]

ドラえもん 話を聞いて そばにいて ひみつ道具は 出さなくていい
[麦ちよこ]

あのひとの 心をみせて ドラえもん でもわたしのは 隠しておいて[水橋かさね]

のび太より ダメになるけど ドラえもん 私のとこには 来なくていいよ[鳴井有葉]

ドラえもん 耳をかじって 悪かった反省してる 好きだったんだ
[竹神ゆり]

ドラえもん 無しでここまで 生きてきた 自分をもっと 褒めてあげたい[志井一]

大丈夫 タイムマシンが なくっても あの日のことは 忘れないから[加藤千恵]
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因果応報。

★『プリズム』/野中柊

夫との結婚生活に不満があるわけではないのだけれど、また夫を手放したくもないけれど、どうしようもなく一人の男に惹かれていく。
夫の友人と恋仲になる。
むむむぅ。
禁忌の恋情。

主人公は波子という女性です。
彼女を中心に夫や夫の友人夫妻、また波子の家族、勤め先の人などが描かれていきます。
それぞれの人物設定がくっきりと確立されている印象を持ちました。
勤め先の薬局の店主なんてちょいと出なのに、こういうおじさん薬局にいそうだな、と感じられたりしますから。

ちなみに、私は高槻さん(夫の友人にあたる人ね)のような男性が嫌です。こういう男性には是非とも幸福なんぞ訪れないでくれと願ってしまう。

因果応報か!?と思ってしまうラスト。
なんともドラマティックでした。

“ひとは環境に支配される。支配される、というのが言い過ぎだとしても、おそらく当人が考えている以上に、影響されてしまうものだろう。与えられ、期待された役割を演じているうちに、いつのまにか、人格や風貌さえも身についてしまうものなのかもしれない。”p78

“ときおり、私は思う。いつのまにか、自分が、ずうずうしく狡賢い、厚顔無恥な女になりつつあるのではないか、と。高槻さんに恋をしてからは常に、心の水面には幾重にも波紋が広がっていて、清廉な鏡の役目は果たしてくれないので、自分の姿を映し出すことができない。いくら目をこらして心を覗いても、私がどんな女であるのか、さっぱり見えなくなっているのだ。見えずにいるうちに、取り返しのつかないような人間になっていたら―そう考えると、ぞっとするが、それでもいい、仕方がない、そう溜息をつくことのほうが多くなってしまった。”p113

“傷つけることも、傷つけられることも、愛の発露だ。愛なきところに傷はない。”p256

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春からわくわくしてました。

★『ふじこさん』/大島真寿美

この本の出版予定を知った時はまだ春でした。
それが今ではもう蝉の声が耳に入る季節です。
出版予定が公開されてから実際の発行までに通常より時間がかかっていたように思います。

表題作「ふじこさん」の他、「夕暮れカメラ」と「春の手品師」という作品2編が収められてます。

「ふじこさん」は、主人公リサが小学生の頃に出会い、その後も心に残り続けることとなるふじこさんという女性とのお話です。
リサの両親は小学生の時に離婚、母親に引き取られ、母方の祖父母と共に暮らし、塾にお稽古ごとにと日々過剰な期待をかけられ、死にたくなるくらいつまらない毎日を送る中、離婚した父親の部屋を訪ねて行った先で出会うのがふじこさん。
ふじこさんという女性がリサにとっては唯一気を許すことのできる大人となってゆくのですが…。
まったくの子供から大人への階段に足をかけ始めたばかりのリサの心の機微や一見奔放で何ものにも囚われていないかのようなふじこさんの不自由さなどがとても繊細に描かれてます。
この作品を読み終えてしばらく経っているのですが、ふじこさんを思い出そうとすると以前読んだ『美晴さんランナウェイ』の美晴さんがでてきたりします。

「夕暮れカメラ」では、それぞれの家庭の匂いを感じました。
「春の手品師」は、ファンタジーのような不思議さを漂わせたぼんやりとした作品でした。
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続・後悔先に立たず

ベッドで眠りが訪れてくれるのを目を閉じて静かに待つのもやった。
いくつかあがいてもみた。
けれど、一行に眠りは訪れてくれぬ。

観念して、アイスクリームを食べてみた。
もしかしたら、こんな時間にアイスクリームを食べたのは生まれて初めてかもしれない。
これっぽちのことだけれど、今までしたことがない、ということに新鮮さとささやかな驚きを覚え、感慨に耽る。

更に観念して、数時間前に閉じた本を再び開きました。
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後悔先に立たず。あわわ。

眠れません(゜Д゜≡゜Д゜)

やばい(≧д≦)
カーテンの隙間から差し込む光は…朝日じゃない??
休日の昨日、昼過ぎまで寝ていたにも関わらず、夕方から夜にかけてまた寝てしまったのよね。

くぅぅ。
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静かに天命を待たずして自殺するは、御身に対する我が微衷なり。

★『仇討禁止令』/菊池寛(ちくま日本文学全集021より)

人に勧められ、読みました。
銀行での手続待ちの間に読み終えるくらいの長さです。

結納を交わしていた女性お八重の父親を天下大変な場合とやむなく殺めた主人公の新一郎。
後に上京した新一郎のもとへお八重とその弟の万之助が訪ねてきます。
お八重の新一郎を思う一途な想い。
万之助を駆りたてる復讐心。
新一郎の抱える良心の呵責。
三人三様のそれぞれの思いが錯綜します。

時代小説を老後の愉しみとして遠ざけている私でも引き込まれました。
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恋の妄想列車、暴走列車。

★『SOUL TRAIN』

原作石原まこちん、監督・脚本はポツドールのあの三浦大輔。
ということで、期待して鑑賞。

あれま、主役の男の子。
「幸福の食卓」の彼じゃないですか。
勝地 涼っていうんですね。

妄想炸裂な一作です。
妄想の暴走ですが、リアリティもしっかりと込められているので、笑えないかもしれません。
野木(掟ポルシェ)の歪み具合は危険な一線スレスレで悪寒がしてきます。

“100年の妄想より1秒の現実”

ふふふ。
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美しい声、あなたはだぁれ?

★『リンダ・リンダ・リンダ』

ペ・ドゥナがすごく良かったけれど、それでもいまひとつパンチが足りないと思う作品でした。
THE BLUE HEARTSを聴くと、いてもたってもいられなくなるたぎるような熱さを感じるのだけれど、この映画にそれほどのパワーは感じられず、学園モノという域を脱しない。
学園モノ=青春=若さ=羨望ということもなく。

キツイ性格でちょっととっぽい感じのある役を演じても溝鼠とは無縁そうな香椎由宇。その美貌がアダになったか。

ラモーンズモドキとピエールにはクスッときた。
ラモーンズは懐かしい。
私も彼女たちと同じくらいの歳の頃によく聴いていたなぁ。

湯川潮音。
疎い私は彼女のことを存じ上げていなかったのですが、柔らかく美しい声の女の子でした。
まさに“天使の歌声”ですね。
あの小さな体からしっかりとした歌声が出てくるのが神秘的でした。
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報われない一生。

★『僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実』/草薙厚子

IQ136の賢いはずの少年が起こした事件の全貌です。
英語1のテストの平均点を20点下回った。
そのことが3人の命を無残にも奪います。

「報われない子」

私は加害者少年のことをそう思う。
殺したかったのは、父親。
けれど、実際に亡くなったのは殺すつもりのなかった継母と弟と妹(弟と妹は異母)。
もちろん相手がどんな人物であっても殺すというのは最大の人権侵害であってはならないことだけれど、辛辣なことを言ってしまうと、殺されるべきは父親だったでしょ。
父親の供述調書を読んでいるとむかむかしてくる。
病的なほどの利己主義。
前妻・後妻そしてそれぞれのその両親、また加害者少年を含むこの父親がもうけた子ども4人、誰にとってもこの父親の存在は百害あって一利なし。
たら、ればを言ってもしょうがないけれど、もしこの父親さえいなければ…と思ってしまう。

賢いはずの少年が計画した殺害計画や実際の犯行、逃亡の様子は稚拙で不可解。
この彼の稚拙さ、不可解さの一因されるのが広汎性発達障害。
彼は、鑑定人によって広汎性発達障害と判断され、年齢と罪状を鑑みれば、検察官送致に該当するところを中等少年院送致の保護処分となっています。

子どもは悲しいほどに無力。
よって理不尽な大人達の犠牲者になる。

3人もの命を奪った罪が許されるものではなく、彼は生涯この罪を背負って生きていく。
すごく苦しいことだと思う。
犯行に至るまでさんざん父親に苦しめられてきた少年は、依然として苦しみととも生きる。
彼の生涯は負のスパイラルの中にある。
負のスパイラルへと少年を誘ったのは彼自身ではなく父親。
まったくもってやりきれない。
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おされです。

★『かもめ食堂』

おされな映画でした。
オールヘルシンキロケ。
それだけでおされな匂いがプンプン漂います。

作中メイン舞台となる“かもめ食堂”におかれたテーブルや椅子、小物類はもちろん、小林聡美演ずるサチコの住居やそこに置かれたインテリア類、登場人物たちの着ているお洋服にいたるまで全てがおされです。
あまりのおされさに眩暈を起こしそうになりました。
そして、な・に・よ・り・も…私はもたいまさこさんのお洋服に虜!!

早速、カタカタカタカタカタカタカタカタカタ。

キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!

マリメッコ?

[マリメッコ]
1951年の創立以来、優れたデザイン性を持つ実用品として、国や世代を超えて多くの人に愛されているフィンランドのファブリックブランド。特徴的なパターンをもとに、インテリア・ファッション・バッグという幅広いラインナップを扱っています。
(by.http://www.look-inc.jp/brand/marimekko/index.html

しゅてき、マリメッコ。
このお花柄見たことありますよ、マリメッコ。
夢見るマリメッコ。
あぁ、マリメッコ。

映画は、数名の女性の生き様を切り取った感じ。
とはいえ、悲壮感などはなし。
嫌味のない上級おされさに圧倒された一本でした。
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作家の苦悩が収められた一冊。

★『ロック母』/角田光代

1992年から2006年までに書かれた短編7篇が収めらています。
10年以上にもわたる年月からか荒削りな感じのする作品から緻密だなと思う作品まで、角田光代という作家の変遷がこの一冊にあるのかもしれません。

表題作「ロック母」は文芸誌に掲載された時に読んでいました。
川端康成文学賞を受賞した作品です。
身籠って故郷の島に帰ったら、母親が大音量でロックを聴いているというお話。
私は音楽への関心が希薄ですが、一人で車に乗り大音量でUnderworldを流したり、お部屋でクラッシックを大音量で流しながら本を読んだりすると外界がシャットダウンされて小宇宙の中に浮いているような気分になったりします。
だから、なんとなくこの小説の中で描かれる雰囲気に共感を覚えます。

「ロック母」以外は未読の短編。
「緑の鼠の糞」、「爆竹夜」、「イリの結婚式」は外国が舞台となっていますが、これは飛行機が嫌いなくせに世界へと旅に出る角田光代だからこその作品と感じます。
読んでいると、彼女自身が感じてきた、感ずる外国というものが小説に映されているように思えてきます。
「ゆうべの神様」は芥川賞の候補作品に選ばれたんですね。荒削りな感じがしました。
「カノジョ」、「父のボール」に私は人の念を感じました。

あとがきを読んでから各作品を読むとよかったかもしれない。
このあとがき、なんだかとても印象的なあとがきでした。
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絶対に陥りたくない恋のあり方

★『さよならみどりちゃん』

原作は南Q太です。
彼女のマンガは数作品しか読んだことがありませんが、裸はつきものでしょう。

主役であるゆうこ役は、星野真里です。
金八の乙女ちゃんが真っ裸で登場。
いやらしさをあまり感じなかったのでなんだかホッとしました。

好きな人に邪険な扱いをされても好きで離れられない。
好きな人がチャランポランでヤリチンでも好きで離れられない。
どうしようもない恋。

恋は、どうしようもないものだけれど、私はできればこの手のどうしようもなさにはハマりたくないです。
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CATEGORY : 映画・舞台鑑賞 |

欲と二人連れ

ほおずき市って行ったことありまして?
東京は浅草、浅草寺。
そこで毎年行われる「ほおずき市」。
この「ほおずき市」が行われる日に浅草寺をお参りすると…
4万6千日分のご利益があるとされているんですって。

職場の女の子が持ってきてくれたオイシイ誘いです。
ほおずき市は、例年7月9日、10日の2日間。
7月9日は月曜日。
月曜日は休日。

そうと聞けばよ、そうとなればよ、行きますわよ。
ホ・オ・ズ・キ・イ・チ

というわけで、7月9日、風流に浴衣なんぞを着て浅草へ。
正午前に浅草到着。
この時すでに、私の足は下駄ズレで皮がぺろり。
4万6千日分のご利益を得るのはなかなかもってやはり過酷です。
まずは、お参り。
せっかく浴衣を着ておめかししているというのに、暑さと足の痛みとごった返す人ごみという三重苦によって眉間に深いしわが。
険しい顔して仲見世通りを歩き、本堂へ。
二十分にご縁がありますようにと25円を賽銭箱へと気合を入れて投げいれます。
手を合わせて、ごにょごにょごにょごにょごにょごにょごにょ。
4万六千日ともなれば必然的にお願いごとも長くなります。
ふー、これで私には4万6千日分のご利益がもたらされるわよ。
( ̄ー ̄)ニヤ...
さ、じゃ、おみくじでも引いちゃいましょうか。
ガガガ━Σ(ll゚ω゚(ll゚д゚ll)゚∀゚ll)━ン!!!

短時間に心中が荒波に見舞われたので、癒すためにもおいしいものを食べましょうとほうずき市見物は後回しにして昼食です。
狙っていた天丼の大黒屋さんは長蛇の列。
お正月の時にも断念した大黒屋さん。
またしても断念。
そして赴くは新仲見世にある「すき焼き今半本店」。
このお店、ランチの目玉はやっぱりすき焼き。
ランチなのですき焼きも価格はかなり抑えてありますが、私達はよりぐぐっと価格控えめなステーキ御膳を可愛らしくいただきました。
暑さで喉も渇いていたので麦酒もいただいちゃいました。
ステーキ


空腹も満たされたのでいざほうずき市見物へ。
呆れるほど軒を連ねている露店(もちろんどこもほうずきを売ってます)の間をうろちょろとします。
うろちょろ、うろちょろしていると露店商に「安くするよ」「浴衣にはほうずき」などなどの恐ろしい声があちこちから飛んできます。
もっとも恐ろしかったのはそんな声ではなく、カメラのシャッターです。
見知らぬオジサン(おじいちゃんと言った方が正しいかもしれません)が肖像権というものがこの世の中に存在していることを知らないのかバシバシと写真を撮ってきます。
恐怖!驚愕!おじいちゃんパパラッチです。
浴衣女子二人、背後にカメラを構えている気配を感じます。
思いっきり変顔をして振り向いてやろうかとも思いましたが、振り向きたくもないので必死に逃げ歩きました。
嫌で逃げ歩く私達を執拗に追ってくる輩までいました。
そんなパパラッチに振り回されながらも、ほうずきをゲット。
せっかくだからと鉢に入ったものを買いました。
2500円也。(「安くするよ」という恐怖の声をかけてくる露店商のもとで買えばもう少し安く入手できたのかも)
鉢が入った籠には風鈴を下げてくれます。
浴衣に風鈴の下がったほうずきの鉢籠を手にしているのは確かに絵になりそうです。
でも、やっぱり承諾なしに写真を撮るのは無でしょ。

ほうずき市をうろちょとしたら、だいぶ疲労が出たので人込みから少し離れた通りへ行き、目についた甘味処へ。
あんみつ食べました。
あんみつ

向かいの席に座るおばちゃん二人にしゃべりかけられました。
ちょっと変な店でした。

あんみつ食べたあとは、ほうずき市の手拭いが欲しくてうろちょろ。
こちらもなんとか「安坊」というお店で無事に入手できました。

そして、うろちょろした後はのどが渇く。
というわけで、ダメ人街(昼間から通りにテーブルとイスを出してお酒を提供しているお店が連なっている)へ行き、麦酒を一杯いただきました。
まだ日は高かったのですが、下駄ズレで苦しんでいる私に気の優しい同伴者は気遣ってくれたのか、帰路につくことにしました。

四万六千日ご利益の旅路、これにておしまい。

ほうずき

↑苦難の末に手に入れたほうずき。
かわいいね。色づくのが楽しみです。

風鈴

↑籠につけてくれた風鈴。絵が…残念な感じです。
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CATEGORY : おでかけ |

すっかりニブチンな私です。

blog更新ネタが溜まっていて、休日だからとまとめてウプに励んでいたところ、芥川賞・直木賞の発表がされちゃいました。


*芥川賞*
『アサッテの人』(群像6月号)/諏訪哲史

*直木賞*
『吉原手引草』(幻冬舎)/松井今朝子

お二人ともノーチェックの作家さんです。
ほほおぅ。
芥川賞の各候補作品については読むつもりでいたので、既に各掲載文芸誌を図書館から借りてきています。(まだ読んでないけど)
直木賞候補作についても今回はほぼ未読作品。
なので、候補作の発表後に未読で興味があったものは図書館で予約をしました。
がー、残念なことに受賞作は未読でしたが予約をしていません。

己のアンテナが張られていないことに近頃慣れてしまってきています。
いかがぞなもし。

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大切な人の死は悲しみの最上級だと思う。

★『幸福な食卓』

原作は好きな作家の一人瀬尾まいこ。

「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」
というセリフを聞いて、あれ?という疑問が頭をよぎりました。
あれ、あれ、あれれ。
わたくしあろうことかすっかり思い違いしていました。
『幸福の食卓』と『優しい音楽』を。
こういう思い違いはドキドキします。
あーあーあー。
そうだった、そうだった。
私は、この小説を読んでびっくりするぐらい泣いたのだった。
時すでに遅し。

おそらく簡単に表現してしまえば一家族の崩壊と再生が描かれた作品。
なのだけれど、たっぷりとした奥ゆきがあります。
朝食は家族4人が揃って食べるものという小さいけれど大切にされてきた家族のルール。
一日の始まりである朝の食卓は大事なことを発表する場ともなっていて、この家族にとっては大切なひととき。そんな大切にしていたはずの家族の日常の風景は父親の自殺未遂が引き金となり、ほつれてゆきます。
ほつれた家族がいままでと違う形で生活をしていく中で主人公佐和子のもとにある男の子が現れます。
佐和子にとっての支えとなってゆくその男の子。
恐ろしく悲しいことに消えてゆきます。
なんてことでしょう。
たったの十数年しか生きていない女の子に父親の自殺未遂以上の悲しみがふりかかるなんて。
かわいそうを通り越し、恐ろしくなります。

もちろん小説同様に泣きました。
泣いた後というのはなんともいえぬ脱力感に包まれます。
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CATEGORY : 映画・舞台鑑賞 |

観劇。

★ポツドール『人間❤失格』@三鷹市芸術文化センター

7月7日の七夕さまに観てまいりました。
太宰治の「人間失格」をモチーフとした作品だそうです。
観劇前に太宰の「人間失格」を読みなおそうと思っていたにも関わらず、読みなおせぬまま。
さて、舞台ですが、途中まではわりと平常心で観ていたられたのだけれど…。
きたよ、きたよ、ポツドール。
後半に入り、気分が悪くなりました。
空腹もあったからでしょうか、あるシーンでものすごい吐き気がしました。

「暴力」って、ものすごい強いエネルギーを有する行為だと私は思うんです。
暴力は人間が持つ感情の醜悪な部分、たとえば憎しみや侮蔑、威厳、時には憂さなど、とにかくあらゆる負の感情を包括しちゃうじゃないですか。
だから、それを見せられると消耗激しく、滅入ります。

「人間失格」が成しえるほど非凡ではなく、ただのダメ人間、単なる凡人。
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また敬遠するんだろうな。

★『がらくた』/江國香織

日経新聞の夕刊文化面でわりと大きく取り上げられていたので、ここ最近敬遠気味だった彼女の作品を読んでみることにしました。

高校生のミミ、中年の柊子、老人の桐子と年代の異なる三人によって紡ぎだされていく物語。
柊子はミミの持つ若さに嫉妬するのではなく、既に自分が通過してきたことがこの女の子にはまだあるんだというそのとりかえしのつかなさに心を揺り動かされる、と…。
こうした部分を捉えていれば収まりがいいのだろうけれど、私はそういかなかった。

柊子とその夫である原さんの関係性に違和感を通り越し不快感を抱く中、柊子はミミの父親と、ミミは原さんと寝る。
悪趣味以外なにものでもなかった。

この小説の良さがなんなのか私にはさっぱり理解できなかったです。
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四次元袋

北海道のお土産をもらいました。
たくさんあります。ふふふ。

ストラップ

ご当地スヌーピーストラップ。
ニットキャップにマフラー、ゴーグルとすっかりスキースタイルにきめこんでいます。
ところが、なんと素足なんですよ!!なかなかワイルドです。

判子&バッチ

ご当地スヌーピー名前判子&バッチ。
さすがはスヌーピー、ラベンダーだって似合っちゃいます。
はー、なんて素敵なスヌーピー。

ガラス達

お次は、趣向が変わってガラス細工。
手前右はお香立てになっているんです。
あとの二つ、手前左のお花があしらってある小さなお皿と上の小物入れ?の用途を検討中。
とても美しい色だし、可愛らしいフォルムなので日々目に入るところで使用したいと思ってます。

食べ物

最後は食べ物!
手前は北海道限定アポロ。
アポロが、アポロが、ピンク色じゃなくてミドリです。
後ろにそびえ立つ怪しげなものは、「ホラ吹き昆布茶」と「加護女昆布魔法の粉」なるものです。
両方ともに昆布の加工製品です。
このパッケージの怪しさはどうしたことでしょう。
両商品ともに「七日食べたら鏡をごらん。」と恐怖心を煽る不吉な文句が書かれています。

パッケージの裏側を見たら…ますます恐怖心が。
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20070702021752.jpg

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甘ったれ。

ケーキ

左:アメリ 中央:フロマージュ 右:リス

忌々しいできごとに出くわして、さもしさ絶好調の時分に私のもとへと届けられた甘いもの。
気持ちがほぐれるようにという優しさ。
調布にあるスリジェというお店のものだそうです。
心にじんわりと沁み入る甘さでした。

ケーキのネーミングがなんともかわいらしい。
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あくまでも「人」が「人」を裁く。

★『裁判官の爆笑お言葉集』/長嶺超輝(幻冬舎新書な-3-1)

久々の新書。あっという間の一冊でした。
なぜこのタイトルにしたのか疑問です。
爆笑できるようなお言葉には出会いませんでした、私は。
重責を負う職業の人が発する言葉の数々。
善くも悪くも一人の人として血の通った人間の温もり、温度を感じました。

印象的だったのは、
和歌山市・毒物カレー事件の一審判決公判で被害者に言及した和歌山地裁の小川育央裁判長。
それから、
兵庫県尼崎市の大気汚染による住民訴訟の判決を言い渡した神戸地裁の竹中省吾裁判長。定年退官まで一年足らずという時に自死…。

うんざりするほどの人間の醜悪な部分に気持ちを向け、積み上げてきた知識を駆使し、司法の担い手として人と法律とに常に対峙し続けることがいかばかりのことなのか。
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