あくまでも「人」が「人」を裁く。
★『裁判官の爆笑お言葉集』/長嶺超輝(幻冬舎新書な-3-1)

久々の新書。あっという間の一冊でした。
なぜこのタイトルにしたのか疑問です。
爆笑できるようなお言葉には出会いませんでした、私は。
重責を負う職業の人が発する言葉の数々。
善くも悪くも一人の人として血の通った人間の温もり、温度を感じました。

印象的だったのは、
和歌山市・毒物カレー事件の一審判決公判で被害者に言及した和歌山地裁の小川育央裁判長。
それから、
兵庫県尼崎市の大気汚染による住民訴訟の判決を言い渡した神戸地裁の竹中省吾裁判長。定年退官まで一年足らずという時に自死…。

うんざりするほどの人間の醜悪な部分に気持ちを向け、積み上げてきた知識を駆使し、司法の担い手として人と法律とに常に対峙し続けることがいかばかりのことなのか。
07/01 02:12 |  | CM:0 | TB:0
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