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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『ロック母』/角田光代
1992年から2006年までに書かれた短編7篇が収めらています。 10年以上にもわたる年月からか荒削りな感じのする作品から緻密だなと思う作品まで、角田光代という作家の変遷がこの一冊にあるのかもしれません。 表題作「ロック母」は文芸誌に掲載された時に読んでいました。 川端康成文学賞を受賞した作品です。 身籠って故郷の島に帰ったら、母親が大音量でロックを聴いているというお話。 私は音楽への関心が希薄ですが、一人で車に乗り大音量でUnderworldを流したり、お部屋でクラッシックを大音量で流しながら本を読んだりすると外界がシャットダウンされて小宇宙の中に浮いているような気分になったりします。 だから、なんとなくこの小説の中で描かれる雰囲気に共感を覚えます。 「ロック母」以外は未読の短編。 「緑の鼠の糞」、「爆竹夜」、「イリの結婚式」は外国が舞台となっていますが、これは飛行機が嫌いなくせに世界へと旅に出る角田光代だからこその作品と感じます。 読んでいると、彼女自身が感じてきた、感ずる外国というものが小説に映されているように思えてきます。 「ゆうべの神様」は芥川賞の候補作品に選ばれたんですね。荒削りな感じがしました。 「カノジョ」、「父のボール」に私は人の念を感じました。 あとがきを読んでから各作品を読むとよかったかもしれない。 このあとがき、なんだかとても印象的なあとがきでした。 |
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