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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『おどりば金魚』/野中ともそ
おもしろさがじわっとくる一冊でした。 一棟のアパートの住人や管理人、そして彼らの家族などが織りなす連作短編。 それぞれの物語は穏やかではあるけれど、どこかほんのりと物悲しさを纏ってる。 でも、それは咽ぶような物悲しさではなくて、ほんのばかり人生を豊かにするようなもの。 「草のたみ」 アパートのオーナーの娘で住人でもある依子とおどりばで人待ちをするタミさんの物語。 「ダストシュートに星」 管理人太田さんとクーポンばばあこと一階の住民竹ノ塚さんの物語。 「小鬼ちゃんのあした」 住人のイラン人ジャハドさんと小鬼ちゃんの物語。 *この物語、とっても好き。小鬼ちゃん、かっわいいの。 「イヌとアゲハ」 タミさんの娘ふうちゃんとタミさんの恋人?北澤の物語。 *キヌアと名付けられたこの世に生を受けることができなかった一つの命。 「タイルを割る」 依子さんの母草代と父恒造さんの物語。 *アパートの階段のおどりばに貼られたタイルに込められた思いをこの物語で知ることに。 「砂丘管理人」 アパートにひきこもってお仕事してる陸二さんの物語。 「金魚のマント」 管理人太田さんの一人息子であり、おかまのケイティさんの物語。 *ケイティさんとタミさんは同級生という繋がりが! 諍いごとで、泣きたくなるくらい(実際、泣いたけど)嫌な気持ちでいっぱいになった休日の昼下がり。
携帯が鳴っていたのは知っていたけれど、でなかった。 ちょっと気持ちが落ち着いてから開いた携帯には留守番電話のマーク。 聞いてみた。 笑う。 くだらないってやっぱり最高だ。 そして、やっぱり笑わせてくれるこの人はとても大切な人です。 ★『ぽろぽろドール』/豊島ミホ
表題作を含む6編の短編が収められてます。 どれもこれもお人形が出てくる。 「ぽろぽろドール」 おばさまから受け継いだのはひっぱたくと涙を流すお人形。 子どもが遊ぶようなお人形ではないところがなんとも妖しげ。 「手のひらの中のやわらかな星」 自分じゃとても着られないようなお洋服をせっせと作って着せて、写メ撮って、ブログにupするようなブスな女の子。 そんな彼女が羨望のクラスメイトに劇で使う衣装を作る。 「めざめる五月」 ある日、隣のクラスの男の子に「見せたいものがる」と言われ、見せられたものは自分にそっくりなお人形。 「サナギのままで」 時代がかったお話。 戦争で生き別れになった想い人をマネキンに。 「きみのいない夜には」 お人形に入れ込んだ男性が普通に生きたいとネットオークションで手放したのだけれど…。 「僕が人形と眠るまで」 事故で美貌と共に付き合っていた女の子も失った男の子。 数年後、失った女の子を彷彿させるお人形と秋葉原の街で出会う。 お人形は、まずしゃべることはないだろうし、感情もない、歳をとらない。 そう考えると裏切らないってことなんだよね。 お人形は不変。まぁ、劣化はあるだろうけど。 不変なものに執着したくなる気持ちはわかります。 豊島ミホ作品の中では一風変わった作品だという印象です。 BBQを始める前に渓流釣りに挑戦。
にゃんとビギナーズラックでしょうか、釣堀でもなければせき止められてもいないこの川で、なかなかのサイズのニジマスが釣れました! すご〜い、すご〜い。 でですね、BBQも佳境になってニジマスをいただこうと網の中を見たら! にゃんといないじゃないですか! あれ〜?! 哀しみが押し寄せてきます。 私の釣果は…。 ニジマスはよほど食べられることが嫌だったのかもしれません。 BBQのために檜原村に向かってます。
数日前までは今日のお天気に雨マークが出たりしていて、どうなるかな〜って思ってましたが、お天道様は私たちの味方でした。 わーい、わーい。 浮かれすぎて怪我とかしないようにしなくちゃ。 仕事帰りに大好きな旧知のお友達と新宿で飲みました。
ハーフボトルのスパークリングワイン→ビール→フルボトルのワインの白→ビールと楽しく、程よく酔いも廻った帰路の中央線車中。隣に立つ女が顔に似合わず甘ったるい声音で携帯で会話を交わす。 私、耳がダンボ。 会話の内容いかんに関わらず相手が男であることが明らか。 私も好意を抱いている男性にこういうトーンで声を発しているのかと思ったら、酔いが廻っていることを抜きに気持ちが悪い、と思ってしまった。 でも、世の大半のオトコドモは、この声音を「かわいい」と思うんだろう。 少なくともそんな声音を発する女の電話の向こうにいる男はね。 メクソハナクソ。 蓼食う虫も好き好き。 ほろ酔いで、見ず知らずの人物からいろんな思いを馳せることができるとは、なんて平和ボケ。 ★『ありがとう、さようなら』/瀬尾まいこ
近所の大きな総合病院へと赴いた今日、待ち時間中に完読。 自然と笑みがこぼれてしまったり、ほんわりした気持ちになったりするエピソードに溢れたエッセイです。 作家としてではなくやっぱり教師としての体験などが綴られています。 中学生にとって普段あたりまえのように接している先生が作家だという事実はどう受け止められているんだろう。 エッセイの中にでてくる生徒達の発言などからはまったく気にも留めていないような様子だけれど。 中学生と一丸となって日々を過ごす瀬尾まいこさん。 雑誌の連載記事を書いたり、小説を書いたりもする瀬尾まいこさん。 精神的にタフな人なんだろうなぁ、と感心しきり。 お部屋でインターネット接続が突如できなくなった。
24時間受付のサポートセンターに電話を入れ、指示に従いモジュラージャックを差し替えたり、あれやこれやとしてみたけれど、ダメ。 サポートセンターから技術部という部署へと引き渡される。 が、技術部からの連絡は3、4日後とか。 TVを置いていないので、退屈極まりない。 休日の今日は実家へ。 マンションが加入しているUSENの光ファイバーへ乗換しよう。 そっちの方が安いし。 早朝、寝ていた私の頭や顔に何かがあたる。
ちょっと痛い。 目を開けてみる。 無邪気な顔して、尻尾をフリフリした犬の前足ジャブだった。 くそぉ、憎めない。 こうして茨城の休日2日目の幕が開けました。 茨城にある伯父の別荘に来ています。
もの心ついてからこんなにたくさんの星を見たのは初めて。 流星、もういくつか見ちゃいました。 どきどきして、願い事をする間もありません。 2007年第61回の読書週間の標語
『君と読みたい本がある。』 素敵!って思いました。 2005年59回の『本を読んでる君が好き』も良かったけれど、今回の方が私は好ましい。 読書習慣は文字・活字文化の日である10月27日から11月9日まで。 君と読みたい本と出会えたらいいな。 ★『学校のセンセイ』/飛鳥井千砂
人との関わりを面倒くさいと思いながらも、そつなく社会科教師を務める主人公の桐原先生。 彼の職場内外での人間模様が細かに淡々と描かれていく中で、彼の了見がゆるゆるとだけれど変化していくのがわかります。 しまいには面倒だった人との関わりを受け入れる。 なにかすごい大きな転機があったり、衝撃的なことに遭遇したりするわけではなく、あくまでもありがちな日常の中で自分自身の了見が変化していく、ってよく考えたらすごい。 私とて桐原先生と同じように人との関わり合いの中で反省したり、凹んだりすることがあるけれど、私の場合そこから何かしらを得て、変化していくことはない気がする。 むしろ、どちらかというと頑なに自分の了見を固持する気がある。 さらに、こういうところはこうしようって決意新たにしたことがあるにはあるけれど、残念なことに持続したためしがない。 何の気なしに読み始めたのですが、それぞれの人物が少しずつ微妙な変化をなしてゆくところが、“スィンギングロンドン”とシンクロしているようにも読み取れ、どんどんと面白く感じられていきました。 実家に行こうとマンションを出ようとしたら、出入り口の自動ドアのところに気持ちの悪い変な生物をハケーン!(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
むむぅ。 私の行く手を阻むとは!無礼者なっ。 もしもし、おたくは何者? 答えは、蝉の幼虫でした。 隣にいた男の子が教えてくれました。 ついでにこの男の子、ここではかわいそうだと蝉の幼虫殿を近くの木の幹へと移動してあげましたとさ。 つづく…。 ★『小美代姐さん愛縁奇縁』/群ようこ
こんなにぐいぐいと前向きに進んでいく女性が描かれた小説を読んだのは久しぶりかもしれない。 面白味もあって、すこぶる気持ちがいい。 波瀾万丈だけれど、快活に生きている小美代さん、素敵です。 人と人とは縁ですね。 お勧めしたい一冊です。 「暮らすなら上を見るより下見て暮らせ。下を通るは宝船」p214 ★『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』@シネマライズ
休日の昨日、カンカン照りの中、渋谷へくりだし、観てきました。 1日だったので1000円ぽっきりで鑑賞、お得でした。 原作を読んだのは出版されてすぐだったのでずいぶん前。 そうそう、こういうストーリーだったよね、という感じで観てました。 それにしても、佐藤江梨子のスタイルたるや同じ地球人とは思えない。なんじゃそりゃ〜!ってなります。 おっぱいは大きいし、お尻だってまぁるくてボリュームもありそうだし、なんたって脚の長さにあんぐり。 ブラジャーとパンティーとハイヒールという立ち姿には釘付けでした。 ははぁ、恐れ入りました。 永作博美演ずる待子の言動に小気味良い笑いを立ててしまいました。 ポツドールの舞台で何度か拝見してる米村亮太朗さん、劇団本谷有希子の舞台で何度か拝見してる吉本菜穂子さんが登場。 映画の後は、そのまま渋谷で懐かしい人との再会を果たし、お酒を飲みました。 充実した休日となりました。 ★『言い寄る』/田辺聖子
昭和48年に発行された「週刊大衆」が初出の作品。 なので、携帯電話なんてものはなく、赤電話だったりします。 テンポの良い会話、淀みのない文体。 時代背景が今と随分と違っているけれど、とても面白く、そして躓くこともなく読み進められます。 さすがです。 乃里子を主人公としたこの作品は『私的生活』と『苺をつぶしながら』の三部作になっているとのこと。 今までどういうわけか手に取ることのなかった作家田辺聖子。 今まで手に取らなかったことがちょっと悔やまれます。 でも、また一つ愉しみが増えました。 “世の中には二種類の人間がある。言い寄れる人と、言い寄れない人である。”p215 “ほんとに言い寄れるのは、あんまり愛してない人間の場合である。 失敗したってどうせモトモト、というような、間柄のときだけである。 言い寄って拒絶されたら、さしちがえて死のうというような、しんから惚れてる人間の場合は、これは失敗を許されないから、究極のかたちは強姦致死になってしまう。 男が女に惚れて、そういう命がけの言い寄りかたをし、強姦致死となっても、それは、理に叶っている。 だが、女なら、どうしてくれるのだ。”p215 |
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