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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『めがね』@テアトルタイムズスクエア
職場の女の子とその妹、私と私の姉で観に行きました。 姉妹デートです。 メルシー体操にクスクス笑いを漏らしたり、 出てくる食事に溜息がでたり、 とても優しい流れの映画でした。 疲れたりしたときに気持ちをほぐしてくれそうなのでDVDが出たら欲しいくらいです。 音楽もよかったのでサントラも欲しいです。 目指せメルシー体操マスター。 マスターして、いつか青い海と青い空のもとでやるのが夢です。 鑑賞メンバーは近眼4人。 でも眼鏡仕様は一人でした。 メルシー体操を4人でやるときには今度こそめがねにしましょう。 そして、たそがれちゃいましょう。 ★『あなたの呼吸が止まるまで』/島本理生
主人公であり語り手である朔ちゃんは小学6年生、舞踏家のお父さんとの二人暮らし。 彼女の学校生活や家庭での暮らしぶりが描かれていきます。 クラスメイトの田島くんと共有した秘密や恋心、クラスメイトから反感の嵐を受けているけれど朔ちゃんを慕っている鹿山さんとの距離感などその年代ならではの感情や情緒が細やかに描かれてます。 またお父さんの影響で大人に囲まれて過ごすことが多い日常生活が描かれていく中で、朔ちゃんが育むこととなった情緒や性格などが浮き彫りにされていきます。 そして、一生忘れ去ることができない理不尽で屈辱的なできごとが朔ちゃんに襲い掛かります。 信頼していた大人の裏切り。 物語を書く人になることが夢である朔ちゃんは、一生忘れ去ることができないものへ彼女なりの復讐を決意します。 “私はあなたを逃がさない。絶対にあなたをゆるさない” 12歳の女の子の健気で勇敢な決意。 愉快な話ではないけれど意外なほどに引き込まれました。 ★『ショッキングピンク』/大道珠貴
短編6編収録。 大道珠貴さん…どんどん強烈になっていやしませんか。 彼女の描くものってエロという言葉で表現しきれない。 官能、変態というのも違う。 不道徳で怠惰で不潔で奔放で卑猥で、彼女特有のエロ。 読んでいると嫌悪感や罪悪感を持ちます。 通勤の車中で読んでたのですが、やめました。 もし、隣の席の人がちらっと読んだとしたら一瞬凍りつくかもしれませんし、それならまだよくて、自分の身を危険にさらすことになるかもしれませんから。 ★『あなたがここにいて欲しい』/中村航
久しぶりにちょっぴり心が震えた本でした。 「あなたがここにいて欲しい」、「男子五編」、「ハミングライフ」という3編が収められてます。 「あなたがここにいて欲しい」 吉田君というとっても素敵な男の子が主人公。 吉田君の小さい時からの友達でヤンキーだった又野君、同じ研究室で徐々に距離を縮め、彼女になる舞子さん、といったこれまたとても素敵な登場人物で紡ぎだされていく物語。 吉田君と舞子さんが桃太郎と金太郎の話をするシーンや吉田君がサザナミとスズナミについて思いを馳せるシーン、電車の中だったけれど、私の口元は緩んでた。 “大抵の思いや、大抵の言葉や、大抵の旋律は、忘れ去られてしまう。思いは言葉になる前に、言葉は伝わる前に、旋律は口ずさまれる前に消える。確かにあったものも、確かにあろうとしたものも、捉えどころなくとどめられたものも、継がれることも接がれることもなく、やがて等しく消えてしまう。”p.20” “感覚は模糊として、言葉で表せるものは随分限られる。つかまえたと思っても、いつのまにか消えてしまう。だからせめて願うのかもしれない。仮定法過去を用い、祈るような気持ちで願うのかもしれない”p.31 “他人に対して、世界に対して、感じよく振る舞う。そのことは正の連鎖しか生みださない。それは世界三大美徳の一つに入るくらい、尊いことだと思う。”p.40 “守れるものの総量は、とても限られている。”p.98 「男子五編」 小編〜中編〜高編〜大編〜浪編と一人の男の子の年代毎にぴったりなエピソードが語られていき、最後に今編に至る。 今編は世界三大美徳が書き出し。 『礼儀』『仲良し』 これは今までの中村航の小説の中で繰り返し語られてきたもの。 そして今回、三つ目として「あなたがここにいて欲しい」の中で、吉田君が「感じよく振る舞う」に思い至ってる。 けれど、今編の最後では「もうひとつを探し続けること。」ってなってた。 むむむ、なるほど。 世界三大美徳。 三つ目は自分自身で探り、見い出すってことか。 「ハミングライフ」 こちらは以前に読んだアンソロジー『LOVE or LIKE』に収められていたもので、映画化され、観に行ったもの。 なので、今回は割愛。 久方ぶりに小説を読んで満足した気がします。 |
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