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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『予定日はジミー・ペイジ』/角田光代
私はたぶんあんまり子どもが好きじゃない。 それなりに可愛いと思うこともあるけれど、闇雲に無条件に可愛いと思うことはない。 子どもは無知で無能でどうしようもない生き物だと決めつけているので、見ていて悲しくなるし、疎んじてしまう。 自分も子どもだったくせに。 さらに自分が子どもを持つという想像した時、侵食してくるであろうその存在に恐怖心を感じる。 でも、この本を読んでいて、そういうことが少し払拭されたかも。 子どもを身籠るということを手放しに素晴らしいことだとしていないところから始まり、ラストまで生命の誕生を大袈裟に過度に表現されていないのが私にはとても好ましかった。 大袈裟にされると疑い深い私は訝しいと感じるから。 “子どもできたらふつううれしいはずだろうとかなんで思うわけ?うれしくない人間だっているかもしれないじゃん。子どもできたらみんなおかあさんみたいになるんだって、母性本能がぼわっと出てくるんだって、そんなこと言うのやめて。そうじゃない人だっているかもしれないじゃん。そうじゃない人は、悪い人みたいじゃん”p021 “人は好きではない人とはいっしょにいられない、自分を好いてくれない人ともいっしょにいられない。”p101 “好きという気持ちがあるのならば、喧嘩をしたっていっしょにいるだろうと思ったし、好きという気持ちがなくなれば、かたく抱きしめあったって離れてしまうのだ。そう思うと、なんでもどうでもよくなった。”p101 “今まで、すべてに自信がなくて、失敗するたびくよくよ落ちこんで、前向きになったことなんかかつて一度あるかないかで、なんでもすぐ人のせいにして、怒り散らして、手に負えなくなると背中向けてしらんふりして、そうやって三十数年生きてきたんだもん、赤ん坊できた瞬間に、おだやかでたおやかでゆったりした寛容な女になるわけなんかないんだよ。なりたいけど、そんなの、仮面ライダーにしてくださいっていうくらい無理なんだもん。”p141 “「いや、今、すんげー鼻の穴、広がっててかっこよかった。」”p143 “「まあ、でも、いいところは、ひとつくらいはあるんじゃないか」”p143 p142〜p143にかけてのマキちゃんとさんちゃんの会話が特に好きでした。 読む前はどんなかなと思っていたけれど、とても印象に残る一冊でした。 |
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