This Archive : 2007年11月

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祝!

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まんまと。

★『年収4000万にこだわる理由(わけ)』/西川史子

考えてる人です、この人。
好奇心や向上心に溢れ、物事を常にきちんと考えている理知的な人なんだと思う。
文章も論理的で明解。
彼女を取り巻いてきた環境やそれらで形成された彼女なら年収4000万にこだわるというのも頷けるものがあった。
こだわれるだけの尽力をしてきているし。

悪口大会、わかる気がする。
西川家ほどでないにしろ、家族には少なからず結束力や隠蔽体質を持つ部分があるよな。

正直なところ、私はこの人が好きじゃなかった、むしろ嫌いと思ってた。
けれど、ちょっと見方変わりました。(この本の企画者の思うツボかも…)
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色を楽しむ。

★『さくらん』

前からちょっと観たいなぁと思っていたこの作品。
『吉原手引草』を読み、吉原や花魁に興味津々の今こそ観るべしということで観ました。

監督蜷川実花、さすがは写真家。
鮮やかな色遣いで吉原の煌びやかさを引き立ててます。
土屋アンナが演ずる花魁日暮は、ガサツで、ちょっと騒々しい。
吉原全盛期には、この手のタイプでも花魁の地位を得られたのでしょうか。
私の勝手な想像上の花魁は、色気はもちろんだけれど、優雅さや、したたかさを持った女性なんですよね。
だから、少し違和感がありました。
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花魁の誠と四角い卵はないでありんす。

★『吉原手引草』/今井今朝子

第137回の直木賞受賞作品です。
受賞発表後に図書館で予約をしたので、随分と待ちました。
でも、待って良かった、とても面白かったです。

吉原という独特の文化、閉鎖された世界の中で起きたひとつの事件。
神隠しに遭ったかのように消えた花魁葛城。
その花魁葛城の失踪の謎をある男が吉原に踏み入り、巧みに葛城を知る者からの弁(証言)をとり、暴いていきます。
展開や構成がとても緻密だし、吉原の独特の文化がこの一冊を読むことで随分と知ることができます。
吉原は、風俗は風俗でも現代でいう五反田などの風俗とはてんで違い、優雅さを湛え、煌びやかな世界。
お金の使われ方も半端でなく、なんだか粋です。
とはいえ、女性が吉原に身を置くということはやはりただならぬ背景があってのこと。
だから、やはりいくら吉原一の花魁となって華麗であっても物憂いものがあります。

私の中で、ありんす言葉が少しブームでありんす。
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観劇。

★『欲望という名の電車』@東京グローブ座

“『欲望』という名の電車に乗って、『墓場』という電車に乗り換えて、六つ目の角で降りるように言われたんだけど……そこが『天国』だよって”

孤独で悲しい女の物語です。
溜息がでるほど素晴らしいお芝居でした。
前半70分、休憩15分、後半90分と今までに観てきたお芝居の中で最長でしたが、びっくりするくらいあっという間。ものすごい速さと勢いで惹き込まれていきました。

“真実なんて大嫌い”
とても印象に残った台詞。

現実と虚構。
虚構が生きていく上での拠り所となってしまったブランチ(篠井英介)。
そんな彼女の拠り所を奪い、孤独の果てへと追い詰めてゆくスタンリー(北村有起哉)。
ブランチ役の篠井英介に魅了されました。圧倒です。
その魅力たるやただものではなかったですよ。
ひとつひとつの所作、腰つき…見事でした。

生と死。
恋人の自死。
妹ステラ(小島聖)のお腹の中で育まれ、誕生する新しい命。

明と暗。
黒い服ばかりを身に纏っていたブランチがラストで纏う真っ白な服。
その白さが痛々しくて、悲し過ぎました。

さまざまなコントラストがあり、悲しみがくっきりと浮かびあがってきます。

この素晴らしいお芝居を身銭をきることなく観たんです。
そんな機会をもたらしてくれた女の子に感謝です。
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観劇。

★ZuQnZ presents 1st 『長い夜の過ごし方』@Gallery LE DECO 05

小さい頃、三日にあげず顔を合わせていた子。
その子が赤ん坊だった時を私は知っている。
そんな彼が演出を手掛けた舞台を打つというお便りをいただき、舞台初日の11月21日に公演を観に出かけました。

アフタートークの際に、彼が人によっていろんな観方に映る作品だと思うと言っていたけれど、私には死生観を感ずる作品に映りました。
でも、それは陥りやすい頽廃的なものでも悲観的なものでもなく、優し味を湛えたもの。
観ながら、従姉が伯母の臨終の際、もう一度どんな言葉でもいいから声を聴きたいと強く思ったという言葉を思い出してました。

何年も疎遠にしているうちに小さな子供だった彼は大人になっていて、当たり前なのだけれど、そのことにえもいえぬ違和感を感じ、そんな彼が一端の演出家として己の思考の一部をお芝居という時空でやってみせ、それを目の当たりにして、時間の経過や人間の成長というものを意識しました。
彼は、かわいい素敵な紳士になっていました。
彼は、一端の演出家にもなっていました。
でも、私が言うのはおこがましいけれど、きっと演出家としてはまだまだ駆け出したばかりでしょう。
期待と応援を陰ながらしていきたいです。
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分析されてもねぇ。

★『適当論』/高田純次(ソフトバンク新書006)

また、高田純次。
別に特段高田純次フリークというわけではないのですが。

正直なところ、『適当教典』の方がずっと面白い。
というのも、こちらは精神科医である和田秀樹との対談や彼が分析した高田純次などで大半が占められているし、高田純次のことといっても、先の本に書かれていたことがほとんどだったりしますから。
でも、『高田純次的「十戒」』というのは、どこか頭の片隅になんとなく入れておいてもいいのかもしれません。
いつ役立つかは定かじゃないですけど。

高田純次を分析しちゃうのってつまらない気がしました。
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ある意味、高度な教典

★『適当教典』/高田純次

いいかげんな人、高田純次。
そんな彼が寄せられた問い答えます。

たとえば、

「おっぱいの中には何が入っているの?(4歳 ひろし)」

の問いに

「実を言うとね、おっぱいの中には希望が入っているの。みんな希望を吸って大きくなっているんだよ。でも、もんだりしたらだめだよ。“希望”が“欲望”に変わっちゃうからね。ハハハハハ。オレうまいこと言うねぇ~。」

てな具合に。

高田純次が愛と救済の魂で応えたという回答もさることながら、問いそのものにも目を見張るものが数々あります。
ふざけていて楽しめること請け合いの一冊ですが、教典という響きから何か人生の参考にとするには凡人には難易度が高すぎます。

ちなみに、秘蔵写真をあしらったポエム、エッセイというのが思いがけず秀作でした。

あ、そうそう、くれぐれも書店で購入される際は、カバーをかけてもらうことをお勧めします。
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試行錯誤してますね。

★『最高学府はバカだらけ 全入時代の大学「崖っぷち」事情』/石渡嶺司(光文社新書318)

各ページの下に全国215大学が北から南、五十音順で「ハミダシ大学情報」として掲載されてます。
掲載校は、筆者の琴線に触れた大学中心、コメントも彼の個人的感想・疑問を含んだもの。
それが、なんとも面白い。
関東や主要都市にある大学なら知っているけれど、知らない大学がたくさんあるある。
珍名・奇名大学なんかがあって。秋田でノースアジア大学とか。
ちなみに、出身校が掲載されてました。皮肉・辛口コメントでなかったのが意外。

本編の方もなかなか面白く読ませていただきました。
この一冊で、現在の大学の実態を知った気になってます。
確かに少子化などの影響で、大学が学生集めに躍起となり、新学部を設置したり、著名人なんかを教授や講師などで招聘したりと試行錯誤していることはぼんやりと知ってはいたけれど、ここまでとは。
その割には大学って増えてるんですって。この矛盾はなんでしょう。
いい商売ではないように思うのですがね。

随所で具体的な校名が挙げられたり、様々なデータなどが掲載されていて、理解しやすい一冊ですが、第五章の『ジコチューな超難関大』、第六章の『「崖っぷち大学」サバイバル』は更に個別具体的で面白みがあります。
特に東大が改革のため副理事長というポストに招聘した竹原敬二。
彼の手腕や成果、そして迎える失墜。
下手な小説よりもドラマティックだと思います。

高校生がよく分厚い大学受験案内なんかをパラパラと見てますけど、とりあえずこの本を読んでみたら?と思います。

ちなみに私が今から大学進学をするならば金沢工業大にします。
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まぁ、いいや。

★『愛に似たもの』/唯川恵

いつからか滅多に手にすることのなかった唯川恵作品。
久々に読みました。
読んでみたら、スイスイと読了。
8編の短編が収められてます。
帯に大きな字で「女は不幸ばかりを数えたがる」と謳われているようにどの作品も女性ならではというような心情を精緻に描き出しています。
描き出される女性の年齢、おかれている状況などが我が身と重なるところがあり、同族嫌悪に苛まれたり…。

けれど、私は幸せを数えることだってできます。
数えるというか感ずることができます。
だから、ま、いっか。
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哀しみよりも、怒りを感じてしまいました。

★『スワンソング』/大崎善生

哀しみのラブストーリーということでしたが、ラストまで一滴たりとも泪を零すことがないという感性の持ち主の私です。
哀しみというより苦しみが多く、その苦しさに辟易し、読み手である私までだんだんと気が滅入ってくるものがありました。

一人の男が結婚秒読みとまでいった彼女と別れ、別の女性との交際をする。
文章にするとたった一行のそれだけのことがどうしてこんなに大変なことになってしまうのか。
確かに一つの恋を始めることよりも、終りにすることの方が格段に難しいことだと思う。
終わりにすることの方が精神の消耗も激しいし。
けれど、乗り越えられないものでないはないでしょう。
ましてや、死ぬほどのことでもないでしょう。

けれど、この小説…結婚すると思っていた男が自分から離れていったことで、由香という女は自殺。
そして、男が新たに付き合いを始めた由布子という女性は、由香の自殺によって自らを責め、精神を病む。
自殺する由香も気に入らないけれど、自己憐憫のような由布子も気に入らない。
何って、この男、いかんでしょ。

読み終わったときに心に派生していたのは、怒りでした。

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おいしい休日

11月3日、4日と一泊二日で茨城にある伯父さんの別荘へ遊びに行きました。
お家


11月3日。
早朝に東京を出て、昼前に到着。
ちょっと休憩をして大洗の方にある魚市場へ。
お寿司を喰らい、生ガキを喰らい、満腹に。
魚市場 お寿司 生ガキ


魚市場を堪能した帰り道に笑えるくらい巨大な船を見物。
苫小牧まで行くんですって。
船


暖炉!
暖炉

暖炉の温かさは優しくて、火を眺めてるとほっこりと穏やかな気持ちに。
夕ごはんには、芋焼酎伊佐美を飲みつつ、あんこう鍋をいただきました。
美味しいお酒に美味しい食事。
ふぅ。

11月4日。
早寝したせいか8時前には起床。
お庭に面したデッキでモーニングコーヒーなんぞ飲んで、別荘気分満喫。
朝ごはんを食べあとは、近くの海浜公園へ貝殻を拾いがてらお散歩に。
お天気も良く、とても気持ちが良かった。
海浜公園① 海 海②


お散歩の後、お昼ごはんを食べにお蕎麦屋さんへ行き、ごろごろしたあと、夕方になって茨城を出ました。
行きも帰りも常磐道が思いのほか渋滞、事故を5件も目撃しました…。

あっという間の二日間でした。
別荘っていいなー。
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まだ続いてます。




今回は松です。
まだ続いてます、消しゴムはんこブーム。
そろそろ飽きるかなー。
どうかなー。
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CATEGORY : 雑録 |

運よく生きてこられてます。

★『三面記事小説』/角田光代

実際にあった6つの事件をモチーフに角田光代が物語を作り上げる。
各作品のタイトルページには三面記事が抜粋引用されています。

「愛の巣」
小学校の警備員が女性教師を殺害し、自宅の床下に遺体を埋めていたことを時効成立後に自首してきた事件がモチーフ。
ありましたよね、そんな事件が。
床下に遺体が眠る家で籠城したように暮らすようになっていく夫婦。

「ゆうべの花火」
闇サイトで不倫相手の妻殺害を依頼、事前報酬として1500万円を支払った女性が半年経っても殺害が実行されないと警察に相談にいったという事件をモチーフ。
うんうん、あったあった。馬鹿だよなぁ~って思った記憶ある。
物語は愚かな男女の顛末といったものを巧みに描いてます。

「彼方の城」
16歳の男子高校生を自宅に三週間近く泊まらせ、淫らな行為におよんだ38歳の女性が逮捕された事件がモチーフ。
残念ながら知りませんでしたこの事件は。
中日新聞の抜粋引用となっているから、地方紙でしか取り扱われなかったのかもしれません。
物語中で怖いなと思ったのは事件を起こした38歳の女性よりも、彼女の子供達の神経。
自宅に見知らぬ同年代の男の子がいることに気がつきつつも見えていないかのような振る舞いを取れること、その神経が怖い。
自分さえよければ他人たとえそれが母親であろうと関わりたくないという無関心さ、人間関係への希薄さがリアルでした。

「永遠の花園」
女子中学生二人が担任教師の給食に薬物を混入させた事件がモチーフ。
この事件も知りませんでした。
ネットで調べて知った実際に事件を起こした女子中学生の動機にしても、角田光代が描いた女子中学生にしても思い込みの激しさというのがあると思いました。

「赤い筆箱」
自室で勉強していた中学一年生の女の子が殺された事件がモチーフ。
この事件も知らず、ネットで検索。
抜粋引用されていた平成4年3月5日付の毎日新聞の記事は“男が押し入り”となっているけれど、実際は角田光代が物語として描いたように高校生になる姉が殺害してました。
事件当日ではまだ姉だということが発覚してなかったということなんですね。

「光の川」
介護に疲れた男性が母親を殺害した事件がモチーフ。
殺害ギリギリの人たちが今の日本にはわりといるんだろうな。
介護に追われ、にっちもさっちもいかなくて、心身ともに疲れきった人たちが。

大々的に取り上げられる事件というのはほんの一握りで、事件は身近なところに潜んでいたり、あるものなんだろうと思わせる一冊でした。
今のところ私は事件というものの被害者になったり加害者になったりすることなく平穏無事に生きてこられています。
それはひょっとすると運がいいのかもしれません。
一生このまま生きていられるといいです。
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