This Archive : 2007年12月

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良いお年を!

今年もいよいよ終わり間近になりました。
いろいろありました。
楽しいことも、嫌なことも、嬉しいことも、悲しいことも、いろいろ。
それは、きっと今年に限らず、来年も、再来年もそうなんだろうと思います。
楽しいだけなんてないし、嫌なことばかりということもないし、嬉しいことばかりなはずもないし、悲しいことだらけなはずもない。
アップダウンは当たり前にあるものだと思う。
一喜一憂はするけれど、それはそれ。
乗り越えられないことなんて今までなかったから、きっとこの先も私は大丈夫なんだと思います。
必要以上に振り返ることはしないで、前を先を見据えてたいと思う次第です。


みなさま、良いお年を。
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箱根の山は天下の険

★『風が強く吹いている』/三浦しをん

積読の一冊。
ついに、やっと読みました。
というのも次の箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の観戦に出かけよう案があるので、それまでにと。

箱根駅伝。
お正月にテレビ中継をちょろちょろと観るくらいで、熱心な視聴者とは程遠い私。
それでも、この作品はそんな私をもあっという間に惹きこんでくる傑作でした。
「青竹荘」で寝食を共にする10人の個性的な仲間達が箱根駅伝を目指します。
10人のうち半数以上が陸上未経験者、そんな人達が1年という歳月の中で箱根駅伝出場を夢のものではなく、現実のものへと変えてゆきます。
読者である私は、彼らが引き起こす悲喜交々のドラマに一喜一憂し、日々の練習、予選会、本選と固唾を呑んで見守ります。
仲間に襷をリレーするその一瞬のために孤独に区間を走りぬいてゆく選手たち。
彼らの脳裡に胸に去来するさまざまな思いや闘志に私の胸も熱くなります。

走るということ。
襷を繋ぐこと。
強さ。

そんな駅伝という競技の魅力だったり選手の苦悩や困難を青竹荘の10人と彼らを応援する周囲の温かい人々がひしひしと伝えてくれます。

まほろ駅前多田便利』で直木賞受賞を果たした三浦しをん。
その彼女が受賞後に上梓した第一作目とあって、注目していた作品。
フィクションでありながら箱根駅伝の仕組みなどが丁寧に書き込まれてあり、でも、フィクションだからこそ表現できるおかしみが随所に散りばめられていて、ラストまで疾風のごとく読み進められます。
取材に6年をかけたということだけあって、まさに渾身の一冊でした。
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風邪と過ごす年末

28日で年内最後のお仕事を終えました。
最終日だというのにびっくりするくらい寝坊して、びっくりするくらいの速さで身支度を整え、出勤しました。
風邪が完治していなかったので納会への出席をどうしようか迷ったのですが、17時開始だし、そう長くやるものではないことが分かっていたので、出席。
予定通り、21時前には帰宅できました。
疲れていたのか、お酒を飲んだからか、気がついたら暖房をガンガンに利かせた部屋で布団をかけずに寝入ってました。
深夜に一度起きて、きちんと寝支度を整え、再び寝ました。
今日は午前中に起床。
前夜早くから寝ていたことも手伝ってはいますが、何よりも猛烈な胃痛での起床です。
胃薬を飲んで、しばらくお布団の中でじぃっとしてました。
猛烈な痛みがやや和らいだところで実家に電話。
胃が痛い、風邪も良くなってないと少々オーバーに窮状を訴える私。
目論んだとおり、母は「お粥を炊いておくからおいで」と言う。
そそくさと実家へ避難。
お粥を食べて、ゴロンとなっているうちにだいぶ回復。
夕方になって母と姉と一緒に近所のスーパーへ買物に行き、そのまま夕飯を食べ、一応まだ具合が良くはないということにして、今夜も実家にお泊りです。

今日は午前中に微熱程度で、後は下がっていたし、夜にまた熱が上がることもなかった。
でも、咳が出るのと、風邪薬のせいなのか胃に痛みや違和感が続きます。
こんな体調不良な年末は初めてかも。
風邪の治りがすっかり悪くなったなー。

明日にはぐ~んと回復して、大晦日には通常になっていたいところです。
これだけ引きこもった日々を送ってるんだから、治っていただかないと。
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ゴホゴホ、ゲホゲホ。

実家に避難した昨日、予想通り、熱が出ました。
姉には呆れられたけれど、昨日は実家にお泊り。

病院へ行くのが億劫でしたが、さっき行って来ました。
インフルエンザや肺炎の心配はないでしょうとのこと。
年末だからとお薬は一週間分。

せっかくのお休みなのに引きこもり生活です。
まぁ、もともと休日に出かけたりはほとんどしないですが…。
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油断。

昨日で年内のお仕事は終わり(私の中では)。
28日に研修があるけれど、通常業務ではないからいいんです。
やったー!お休みだぁ~と浮かれ気分の中、まんまと風邪を引いた。
咳が出るわ、だるいし、身体が痛い。
熱は…まだ計ってないけど、出てきている気がする。

ごはんを作るのが億劫なので、今から実家に避難しようと思います。
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今宵は…

Merry X'mas!

くりすます① くりすます②

くりすます③ くりすます④


クリスマスです。
母と姉、それから姉と同い年で従姉の木綿子ちゃんと私というまごうことなき独身女子4人の聖夜です。
聖夜に娘二人と姪である木綿子ちゃんがいるとわかって、俄然張り切る母です。
年頃を過ぎ、薹が立っているといっても過言ではないであろう娘や姪を前に張り切っている場合ではないように思いますが…。
いつもは雑然としているダイニングテーブルはすっかりクリスマス仕様にされてあり、どこにしまい込んでいたのか蠟燭まで。
メインのお料理となるチキンはオーブンで2時間近くじっくりと焼いたそうです。
でも、木綿子ちゃんが車で来ることもあって、グラスに注がれたのは可愛らしいお子様シャンパン。
デザートにはホールではなかったものの、クリスマスらしくちゃんとケーキも食べました。

クリスマスディナーを飾るのは怒涛のおしゃべりです。
話題は女子の加齢など聖夜に相応しいとは思えぬものが中心ですが、楽しい。
食事とデザートの後にはなぜか木綿子ちゃんとスクワットをしながらおしゃべりをしたりしました。
楽しい今宵でした。


あ、そうそう、重大なことを忘れてました。
男(♂)がいたんだった!
女子の中にあって始終ちやほやされてました。

ランディ
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ほっこほこ

ゆず湯

冬至だからと柚子のプレゼントをもらいました。
あまりにもたくさんあったので、実家にもおすそ分け。

22日の冬至当日にはもちろん柚子湯です。
いただいた柚子は、小ぶりの柚子で「いっさい柚子」って言うんだそうです。
柚子と戯れ、くすぐる香りに包まれて、身体も気持もホコホコになりました。

柚子の花言葉は「健康美」です。
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告白

★『マザコン』/角田光代

「空を蹴る」
ゆきずりの女性と熱海へゆく、カラオケ好きの定職のない男。
ひとり暮らしだった母親は認知症の症状が出て入院。
空家状態の実家へ忍び込み、母親の部屋や物置部屋から金目の物を持ち出し、3時間のカラオケ代になるかならないかの金額。

「雨をわたる」
飛行機に乗った経験は北海道へ行った一度きり、しかも極度の潔癖症の母親がセカンドライフだと突然フィリピンに。
母を訪ねフィリピンの地へ降り立つ娘。
フィリピンでなくてもいっこうに構わない母親の生活振りに言いようのない苛立ちを募らせる。

「鳥を運ぶ」
母親の入院によって6羽の鳥を運ぶことになった娘、そしてその元夫。
“おれ、さっき思ったんだけど、夫婦初の共同作業をさせるなら、ケーキなんか切るんじゃなくて、鳥を運ばせるべきだな”

「パセリと温泉」
人というのは悪意でできていると信じていた母親が胃癌を患い入院。
仕事を休み、看病する娘。
定年した父親は何一つやらずできず、母親は胃癌を患った原因はそんな父親が毎日家にいることによるストレスだと憎々しげに語る。
手術後に妄想と現実が入り交った話をしだす母親。
車椅子に乗った母親と父親が談笑している姿を目にして…。
母親のせいにしなければ、今の自分を肯定できないことに気がつく。

「マザコン」
妻に浮気がばれた男。
妻に浮気の弁解をしているうちに、昔、母親に許されたいがためについた嘘を思い出す。
細部にわたり説明した嘘がだんだん嘘と思えなくなって、体験した本当だと思えてきて、卑怯な人間であるという気持ちが薄れていって…。

「ふたり暮らし」
隠すから暴かれる。
だから隠すことを一切しない、全てを母親に曝けるわたし。
母親を支配欲の塊だと反発し、早くから家を出て、自らの家族を作る妹。
でも、妹のものさしはとどのつまり母親にある。

「クライ、ベイビイ、クライ」
うまい話に乗せられて会社を辞め、成功するはずもない物書きになってしまった男。
妻にも見限られ、騙されていることを認めることもできず、不毛な執筆活動に励む。
何十年も声を聞いていなかった母親にかけた電話はまるでオレオレ詐欺。

「初恋ツアー」
夫の死後気力を失った義母を旅行に誘い、北海道へ行く嫁。
気力がなかった義母はなんとその旅行で初恋の人との再会を企てていた。
嫁と実の息子を前にべらべらと初恋の彼の話をする義母。


私は「ふたり暮らし」がとても印象的。
母親という存在に絡め取られ、共依存に陥っている感じ。
ぞっとする。
正直なところ、私は母親という存在にだいぶ囚われている。
その存在感に私はいつだって到底敵わないと思ってしまう。
母親の持つ存在感や思考から逃れたいと思う反面、そこから出ていくことにある種の恐怖心を抱いていたりもする。
私は、時として母親の持つ存在感や思考を免罪符としている一面がある。
私の抱く恐怖心の中に、その免罪符を失うことへの恐れがあることが否めない。

うだうだと自らを分析していて、いつも思う。
私は無責任なんだと、単に自分の責任になるのが嫌なんだと。
自分にとって不都合なことは誰かのせいにしたい。
要はそれだけなんだろう。
そして、母親ならばそれを甘んじて引き受けてくれるだろうと。
母親だからというただそれだけで。

いつまでもこんな風でいたら、私はいつかひどく手痛い思いをするような気がする。
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はやり

昨日、お友達から編み物の質問メールがきました。
ふふふ。
この時期になると何故か私達に不思議な手芸熱が生まれるんですねぇ。
もっと前からやればいいものを…。
どうしたかなー、彼女は。

ビバ、ユザワヤ。
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CATEGORY : 雑録 |

実家なごはん

20071221015701

夕方に『今晩、ご飯を食べに行っていい?』と母にメール。
『いいよ、何がいい?』と返信がきていたのだけれど気がつかず、返信せぬまま、自分が飲むビールだけをぶら下げて仕事後に実家へ直行。
着いてすぐ缶ビールをグビグビしていたら、母が「あら、買ってきたの?今日は用意しておいたのに」…と。
自分はお酒飲まないし、飲めないのに、娘のために買ってきている母。
甘やかし過ぎだよねー、と思いつつも口には出さず。
ビールを飲み始めてすぐに、大好物のホタテとマグロのお刺身、それから「頂き物だけどすごく美味しいよ」と烏賊明太子を出してくれました。
なんだか亭主になったような気分です。
テレビを見ながらちびちびやって、ご飯です。
姉は飲み会で不在だったので、母と二人です。
豚のニンニク醤油焼き(付け合わせは粉ふき芋)、鯵のマリネ(昨晩の残りものらしい)、ごはんと渡り蟹のおみそ汁。
頂き物の美味しい明太子があったのでごはんはおかわり。
私が一人暮しの部屋で滅多にごはんを炊かないことを知っている母は、私が行く時にはごはんをいつもより多めに炊いておいてくれます。

滅多に顔を出さないわけでなく、少なくとも週に一度は実家で夕食を摂ったりしているのに、毎度私が食べたいものは何かと尋ねてきたり、言わなくても好物を買ってきておいてくれたり、一人暮しの生活の中では作らないものを用意してくれている母。
労ってもらうどころか、悪態をついてくる娘にこういうことができるバワーは何なのでしょう。
無償の愛というやつでしょうか。

今日は殊勝な気持ちになって、食器洗いをし、お風呂を沸かしてきました。
とはいえ、一番風呂は私。
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CATEGORY : 雑録 |

観劇

★劇団、本谷有希子『遍路』@紀伊國屋ホール

去年の10月に観た『遭難、』以来の本谷有希子です。

親の猛反対を押し切って上京した若月さん(馬渕英俚可)という女子が28歳にして都落ち。
若月さんの父親宗生ちゃんは近藤芳正氏が演じてます。
近藤芳正氏は存在感ありました。

ドロドロしたもの。

新生児室を訪れて、何も始まってないし、何も終わってない。
と思うことが印象的でした。
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食べること。

★『ベーコン』/井上荒野

食べ物を題材にした9編の短編が収められてます。

ほうとう、ミートパイ、アイリッシュ・シチュー、カツサンド、煮こごり、ゆで卵のキーマカレー、水餃子、目玉焼きトースト、ベーコン。
それぞれの食べ物が器用に描かれていて、私の乏しい想像力の中にあってもそれぞれの食べ物が完成されてゆく。
そして、それぞれの食べ物のまわりに描かれてゆく人達のそれぞれのドラマもまた器用な展開をみせてくれる。
堪能できる一冊でした。

食べることは、人間関係ことに恋愛と近しいところがあると思う。
大衆に美味とされるているものが口に合わなかったり、好みの味があったり、舌鼓をうったり。
それと、食べるという行為にエロティシズムを感じます。
たぶん、食べ物を取り込むのが「口」という器官だからそう思うのだと思います。
「口」って、開けるとすぐに粘膜が見えるし、なによりも奇妙な肉質の突起物である「舌」がある。
こんな風に思っているせいか、口を開けるのは少しばかり恥ずかしいことで、特別な感情を抱きつつあるけれど、まだそんなに親しくない異性との食事も恥ずかしいと思うことがある。
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ボンちゃん。

今週、お休みだった水曜日に髪の毛を切りました。

おかっぱ熱が約2年ぶりくらいに発生したのですが、今回は似て非なるものにしました。
とある美容室のサイトで好みの髪型を発見。
そそくさとプリントアウトし、美容師さんにこういう風にして下さいとお願い。
マッシュですね、と言われる。
でも、その髪型の説明には「マッシュではない」と書いてあったので、美容師さんには「マッシュではないと書いてある」と釘を刺しました。

そして、美容室へ行ったその日に会った友人には「おかっぱ」と言われ、しかも、そもそも友人は髪型の変化にはまったく気がつかなかったという始末。
ちょっと前にあった時は、前髪もなかったし、長くなっていたから結わいたりしてたじゃない!と説明する虚しさ。
その友人、私がずっとおかっぱ頭だと思っていたようです。
おかっぱ頭の印象が強くて、なんて言ってましたが、まぁ所詮、人様の髪型なんぞそんなもんです。

そして、翌日の木曜日の朝、鏡に映った自分をあらためてまじまじ見て、気が付きました。

あれ?これは…!

大木凡人だよ!

というわけで、ミドルネームに「ボンド」を入れようと思いました。
この日、一日中、前髪の長さが妙に気になり、嫌だったのですが意を決して、美容院で手直しをしてもらいました。

で、今朝。
鏡に映る自分をまじまじ見て…あれ?ちびまる子ちゃん?と思ったのでした。

そして、今晩。
眼鏡をかけて気が付きました。

山ちゃん?
南海キャンディーズの山里亮太じゃない?
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CATEGORY : 雑録 |

心強い一冊です。

★『愛してるなんていうわけないだろ』/角田光代

読み返しました。
いつ読んだのか定かでないのですが、線が引いてあったし、線を引いたのはどう考えても私だな、という箇所だったので前に読んだのは確かです。
ずっと放置されてたわけですが、読み返して良かったです。
気付かされることがままありました。
疑い深く、エゴが強く、力んだりする人のことを知るとなによりも私はほっとできる。

「教師とパンチ」や「電話大合戦」なんかはただ笑える。
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正直さが生むもの。

★『クローバー』/島本理生

読み進めていくうちにぐんぐんと良くなってゆく作品でした。

女子力に長けわがままな華子と誠実で不器用な冬治という双子が織りなす物語。
華子の前に現れる猛獣使い熊野氏。
熊野氏の押しの強さをなんだかんだと受け入れてゆく華子。
冬治の前に現れる挙動不審で冴えない、謎の多い雪村さん。
華子の画策の末に変貌を遂げた雪村さんをなんだかんだと受け入れる冬治。
華子も冬治もなんだかんだと結局は…なんです。
そのなんだかんだのところがとてもいいと思える。
華子は熊野氏の、冬治は雪村さんの一途な思いに乗っかってゆくんです。

雪村さんのひたむきで一途な思いはおそらくとても重いものなんだと思う。
けれど、冬治の誠実さがそれに応えていってくれるから読んでいて私はとても嬉しくなってしまいました。
ドーナッツ屋を回る冬治の誠実さがとても頼もしい。
そして、雪村さんのまっすぐさも頼もしい。

華子も冬治も熊野氏も雪村さんも、みな正直。
その正直さから派生する優しさ、身勝手さ、そんな良いところも悪いところもそれぞれが愛おしいことだと思える一冊でした。

“これからも色々と大変だと思いますけど、悲しみや後悔や不幸って特別なものじゃなくて、切ったら種が黒かったアボカドみたいに、たまたま自分のところに来ないときもあるし、来るときもある。ままならないのが人生ですよ”
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歌って、踊って、演技して。

★『地震カミナリ火事オヤジ』@府中の森芸術劇場

小金井市に本拠地をおく「ふるさときゃらばん」という劇団のミュージカルです。
消防団をテーマにした社会風刺的作品で、消防団の存在価値、意義を全面的に肯定したものでした。

日頃消防団員の一人として活動をしている人が身近にいるだけに感慨深いものがありました。
そう、感慨深かった。
自分が社会的貢献となることをしているかといえばまったくしていないし、消防団の存在だってちょっと前まで認知すらしていなかった私が何かを言ったりするのはお門違いで、おこがましいことですが、私は手放しに消防団の存在を肯定できるかというと、NOという姿勢です。
身近で活躍する人を見て、そしてこのミュージカルを鑑賞して、消防団の存在価値、意義を知ることはできても、どうしても解せないことが私にはあります。
生業が別にありながらも昼夜問わずポケベルが鳴りだせば出動してゆく消防団員というのは尊敬できるし、立派な人たちです。かっこいいなと思いますしね。
けれども、どうにも私には腑に落ちないことがある。
消防団バンザイ!とは手放しに思えないんですよ。

感慨深いことはさておき、とても面白いミュージカルでした。
役者さん達の舞台に対する情熱、熱意は観客席の私にぐいぐいと届きましたし、生演奏にも心打たれ、感動しました。

ミュージカルを観たのは劇団四季の『ライオン・キング』以来。
ミュージカルもいいもんです。
感化されやすい私は、余韻に浸りつつ、踊ったりしました。
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サンタさんがいました。

突然、
「いつもお世話になっているから、これ、クリスマスプレゼント。」
「乙女島の女の子たちに」
と…。

驚愕しました。
職場のとある女性が乙女島の4人(自称若手とよばれる4人の女子達がデスクを並べていることによる)それぞれにペンダントをプレゼントしてくれたのです。
ペンダントヘッドはハート、クロス、ダイヤ、お花の4種類。
どれも可愛いし、どれをもらってもいい。
となると決めるのが難しいので、くじ引きを作成し、くじで決めました。
私は、お花です。
みんなで早速つけました。

プレゼントをくれた女性と私は同じ担当のお仕事をしています。
私が、いつも文句をブーブーいいながらお仕事している傍らで黙々とお仕事をして、支えてくださってます。
無駄口や悪口を滅多に叩くことなく、聡明でいて可愛らしさのある素敵な女性です。
敵わないなー。
私も彼女と同じくらいの歳になった時、こういう気配りや心遣いのできる女性になれていたらいいなー。

素敵な贈り物。
ペンダントはもちろんだけれど贈り主の気持ちがとても大きな贈り物でもありました。

大切にしよう。

贈り物 贈り物②

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やがて私にも訪れる。

★『やがて目覚めない朝が来る』/大島真寿美

思うところあって、あるところでじわっとなって、ほろりと泣きました。
人の寝息が聞こえる中で読んでいたせいで情緒不安定になっていたせいかもしれない。

主人公有加の回想で話は紡がれています。
個性豊かな大人たちに囲まれ、満ち足りた時間の中で成長してゆく有加。
彼女の形成に深くかかわり合った個性豊かな大人たちが、ひとり、またひとりと目覚めない朝を迎えてゆきます。
それぞれの人が死を迎えてゆくのですが、その死というものが対極にある生をより色濃く放ってきます。
生きていることや生きることの輝きの延長線上に「やがて」ある終焉。
そうであると死を絶望的な気持ちで受け止めることもないのかもしれない。

“人に与えられた領分は案外狭い。”p109
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こんなもんでしょ。

★『女たちの内戦(セルフウォーズ)』/桂望実

真樹 二十九歳の戦い
“それは私が美し過ぎるから。アプローチする前に諦めてしまうほど、私は最高級の女。私に相応しい最高級の男を、必ずゲットしてやる。”
ある意味素晴らしく、羨ましい思考回路です。でも、ちょっと痛々しいなぁ、これは。

佳乃 三十四歳の戦い
“なにか自宅でサロンのようなものを開いてみようかと考えてるの”
“なんかしたいなって思ってて。だけどなにがいいか決められなくて。”
“なにをしたらいいかわからないのは、したいことがないからよ。おとなしく、家のことしてなさい。”
自分だけ取り残されているように思うこと、そう思うのって嫌だなぁ、ってしみじみ。


めぐみ 三十九歳の戦い
“しっかりした考えがあって、独身で来たわけじゃないのよ、たぶん。”
“強い意志や考えなんてなかった”
“独りの気楽さに心も身体も馴染んでしまって。”
めぐみさん、名の通り恵まれていると思いますね、私は。
強い意志や考えがなくても、仕事上のキャリアや評価がついてきているんですから。

治子 四十五歳の戦い
“四十五にもなって、母親に金を無心するなんて―どうしてこんなことになってしまったんだろう。店を守るために、子どもを忘れてしまうぐらい必死で働いてきたのに、来月のテナント代の心配をしている―。”
“命を取られたわけじゃないんだから、またやり直せるからね”
確かに、命を取られたわけではない。けれど、こんなはずじゃなかったと思うような四十五歳には願望としてはなりたくない。
こんなもんか、と思えるくらいの四十五歳になりたいです。


こんなはずはない、こんなはずじゃなかった。
こういう類の未練や悔恨を私はひどく恐れている。
気を抜くとすぐにそこに陥る。
陥りそうになった時には、こんなもんだろ、と自分に言い聞かせるようにする。
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それは、ちっぽけな公園にありました。

20071210132612
お天気の休日。
珍しく午前中に起床。
今日もお仕事の人に電話をかけてみる。
出た!
一緒にお昼ご飯を食べられることに(・∀・)

いそいそと身支度を整えて、お弁当屋さんで自分の分のお弁当を買って、お菓子屋さんで差し入れのシュークリームを買って、ルンルンと自転車を漕ぐ。
お仕事の現場近くの小さな公園で落ち合って、ぽかぽか陽射しの中でもぐもぐ。
目に入る植物の名称を教えてもらいながら、お弁当のおかずの交換をしながらお昼ご飯を食べる。
凪いだ気持ちになる。

近頃、思い悩んでいる雑事がどうでもよく思えてくる。

平和。
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思いの丈を伝える困難

電話というのは、当人同士が物理的な距離によって隔てられているので、よっぽどの特異なケースを除けば、主体となるのは、言葉を用いたコミュニケーション、つまり会話よね。
電話だと互いの目の前にある光景が異なることがほとんどなので、たとえば、自分の前にあるものを相手に伝達したい時は、その事物を具体的に、たとえば、それが林檎ならば『林檎』という名称を用いて相手に伝える。
更に、正確に相手に事物を伝達しようとすれば必然的に用いる言葉は増えます。
「私の部屋の机の上に真っ赤な林檎がぽつんとひとつ置いてある」
といった具合に。
これが、対面している状態、同じ場所にいて同じ事物を前にしていると、事物の伝達はぐんと容易になる。『林檎』という名詞は、『これ』『あれ』『それ』というような指示代名詞で済まされ、場所や色や数などの視覚で得られる情報は言語化するまでもない。
これは、実に楽チンです。
でも、ちょっぴり会話というコミュニケーションがおざなりになってしまっているような気がして、残念な感じがします。

だから?
だから何がいいたいの?

うーん、うーん、うーん(゜-゜)

対面しているという状況には、電話では決してなしえることのできないコミュニケーションが存在します。そこに更に会話というコミュニケーションが加わると意思疎通、伝達は最大限になるんじゃないでしょうか。

だから?
だから何がいいたいの?

うーん、うーん、うーん(゜-゜)

寝ます。
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よそのお宅

★『まほちゃんの家』/しまおまほ

祖父が小説家の島尾敏雄。
父が写真家の島尾伸三、母も写真家で潮田登久子。
祖母である島尾ミホは、“加計呂麻島の島長で、祭事を司る「ノロ」の家系に姫として生まれた。(by.Wikipedia)”そうです。

実は、しまおまほという人のことをこの本で初めて知りました。
なぜこの本を読むに至ったかといえば、図書館で若干の予約があり、パラパラ読んで気になった。それだけ。
だから、この本を読むまで島尾敏雄の孫娘であることも知らず、まったく予備知識なく手にしたのでした。
しかも、島尾敏雄の存在は『死の棘』という作品を書いた作家だよな、程度の認識。
しまおまほ自身は漫画家だから、いわゆる芸術一家?なんでしょう。
そんな彼女の家族や幼い頃の自分のことなどが淡々と綴られている一冊です。
面白いかといわれるとそうでもなかったです。

私は、電車に乗っている間や住宅街を歩いている時によそのお家の窓越しやベランダ越しに見える景色を観察しては、そのお家に住む人の家族構成やできごとなどを勝手に想像します。
この本は、そんなたまたま通りかかったお家の窓越しだった景色が具現された感じでした。
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ヘブンリーなラブ

★『トリオリズム 3P』/叶恭子

メイクラブにおいては、いっさいのタブーは存在しないという恭子さんから満足いくエクスタシーを得るための特効薬まで教えてもらえるファンタスティックな一冊です。
めくるめく恭子さんワールド。
大いに楽しめると思います。

20章でかなり大ウケしてしまいました。

ピュアでピースフルでヘヴンリーなラブの世界に誘われた感じです。
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荒んだ生き方

★『二度はゆけぬ町の地図』/西村賢太

Wikipediaの彼の紹介に“作風は強烈な私小説である”とあるように、この小説のモデルも著者自身なんでしょう。
港湾人足作業で日銭を稼ぎ、暴飲、買淫。
狡猾で自堕落、荒んだ生き様が半ば自棄になっているかのように描かれてます。

「春は青いバスに乗って」で語られる留置場でのエピソードはかなりの臨場感がありました。

『どうで死ぬ身の一踊り』が芥川賞、三島由紀夫賞の候補作となった彼ですが、現在はこの小説で描かれるような生活から離脱しているのでしょうか。
社会的地位の変化は彼の厭世的な私小説にどう影響するのか興味深いです。
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ゴーディッシュ第4周期彗星

★『星空放送局』 中村航/作 宮尾和孝/絵

小説かと思っていたら、違いました。
絵本かな、これは。
ロマンチックでかわいらしい物語。

『おいら傘ネコ』という曲がでてきます。
歌詞のところにはギターコードらしきものが。
そのコードを見てもまったくわからない私はCD付にして欲しかった。
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