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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『静かな爆弾』/吉田修一
『悪人』以来の吉田修一作品、すごく久しぶりな気がします。 「『あなたは耳が聴こえるけど、それは気にしない』って言われたことある?」 耳が聴こえないというのはこういうことなんだとハッとさせられた台詞です。 ストーリーは、テレビ局に勤める俊平の仕事と耳が不自由な響子との付き合い、この二つの日常を軸に進みます。 私はこの二つの軸がさまざまなことをあぶり出していると思いました。 最小限の言葉だったり、静寂に対して騒ぎで対抗させようとする本能というのは響子との付き合いを描いたものだけではなく、俊介が仕事で追っているドキュメントにも通ずるものがありました。 あぶりだされるさまざまなこと…。 さまざまなことの中で、「たかをくくっていたこと」というのが私の心に大きく残されたこと。 "大丈夫だと思う気持ちはどこからくるのか。 大丈夫だと思いたい気持ちはどこからくるのか。 大丈夫だと思えない気持ちは、いったいどこへ行ってしまったのか。”p.150 |
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