This Archive : 2008年06月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
CATEGORY : スポンサー広告 |

モチーフの人達

★『カウントダウンノベルズ』/豊島ミホ

実にコロコロと多岐にわたる題材で文を書く作家さんです。
今作品、商業コメントを使わせてもらうと
“J-POPシーンを駆け抜けるTOP10アーティストたちの情熱と苦悩を描く”
です。
内容はこのコメント通りでした。
音楽にさして興味がない私は、モチーフとなるアーティストは誰彼なんだろうなぁと勝手な想像を巡らせ、ツラツラと消化してゆくのみに終わりました。
スポンサーサイト
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : |

近頃の気持ち

自暴自棄とまではいかないですが、なんだか浮かない気持ちの日々です。

仕事も恋愛もその他諸々の生活について特に変わったことがあるわけではないのだけれど、そのいずれにも焦燥感が色濃く付きまとい、浮かない。
変わったことがなくても、“変えなくちゃ”という気持ちがあるからなんでしょう。
気が重たく、先延ばしにしたくなります。
ですけれど、現実というのは実につまらないもの。
そして、私が何を思おうとどんな気持ちであろうともお構いなしにおいてけぼりをくらったまま、否応なく月日は流れます。
そんな日々の中、あがくように安易な方法はないかとあれはこれはと実質的とは思えぬ思考に惑わされ、囚われ、そして打ちひしがれています。

今が一番嫌な時期にいると思います。
早いとこ、何はともあれ活路を見い出すなり、どうでもいいと開き直れる日々があることを願います。

放り投げられたら、どんなに楽だろう。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : 雑録 |

開眼

★『容疑者Xの献身』/東野圭吾

先日久しぶりに手にした東野圭吾作品『流星の絆』で今更ながら彼の作品に愉しみを見出した私。
今回は直木賞受賞作品を。
まんまと今回も一夜で一気読み。
石神の恐ろしいほどの頭脳と無垢な愛に、そして彼の犯した殺人のトリックに敬服。
天才物理学者湯川さんはシリーズ化しているようなので、また愉しみたいと思います。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : |

鬘の美容師

★『カツラ美容室別室』/山崎ナオコーラ

芥川賞の候補作であった本作品。
想像していたよりストーリーに起伏がなく淡々とした小説でした。
男同士、女同士、そして男女間に漂う空気、距離感を味わう。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : |

もうひとつ、いいこと。

この世の中にその御姿をみせ、早一月半。
彼が東京にやってきた。

うわわ、小さい!
ひえぇ、可愛い!

お友達が母となって、息子さんと夫と共に清水から東京へやってきました。
恐れ多くもわたくしめも抱っこさせていただきました。
腕の中にすっぽり。
ふぁぁぁ、可愛い。
うっとり。
見惚れていると、ふにゃぁとやや泣きかけ、すわ焦る。
立ち上がって、くるくる。
そうするとご子息はあらぬ方角を熱心に見つめ大人しく。
そして、また思い出したようにふにゃぁ。
オモチロイ。

抱っこしたら、何だかふくふくとした気持ちになりました。
ご利益ありそうです。

はじめまして。
どうぞ、よろしくね。
COMMENT : 3
TrackBack : 0
CATEGORY : 雑録 |

いいこと。

今日はいいことがありました。
我が家に素敵なものが届いたんです。

ハーブ① ハーブ②

じゃんじゃじゃーん。
プランターとストライプの粋な鉢に植えられたハーブ。
鉢植えはパセリ。
プランターにはオレガノとバジルとレモンバーム。

ふふふ。

予期せぬ贈り物。

大事にしよう、可愛がろう。
お水をやって、虫を退治して、食べて。

ふふふ、ふふふ。

ありがとう。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : 雑録 |

黙れ、黙れ、黙れ

★『JOY!』/嶽本野ばら・角田光代・唯野未歩子・井上荒野・江國香織

JOYという男を巡った5人の女達を作家を変え、時代背景を変え、一つの連なった小説に描いた作品。

嶽本野ばら:まりん(ピンサロ嬢)
角田光代:ノンコ(ブーコ)
唯野未歩子:かつてガーゼ・スキン・ノイローゼのマネージャーだった林正子の娘菊子
井上荒野:伊香(セーラー服)
江國香織:JOYが会社勤めした先にいた女性百田いずみ(弟を歪ませた?)

嶽本野ばらのまりんが一番面白く読めました。
あとは、角田光代が描いたノンコの酔狂ぶりと執着が印象的。
JOYを軸に構成されているので、JOYの持つ雰囲気はどの作家の話においても統一されていますが、女達の方に作家それぞれの持ち味が顕れてます。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : |

人生運んでます。

★『阪急電車』/有川浩

阪急今津線という路線が舞台になっています。
思えば電車の中というのは見ず知らずの他人がかなりの近距離にいて不思議な空間です。
当たり前だけれど、その見ず知らずの人達にはそれぞれの生活があって、それぞれに物語があるんですよね。
そんな乗客ひとりひとりが抱え持つそれぞれの物語の中、目を引く人をフォーカスしたような感じの小説です。
西宮北口駅を折り返しとした構成になっていて、折り返しでは折り返し前に描かれたそれぞれの人の物語のその後が描かれます。
折り返しの中で描かれるその後がどの人達も希望や優しさに満ちていて素敵でした。
ちなみに、折り返し部分は書き下ろし、折り返し部分より前は幻冬舎発行の「パピルス」に掲載されていたものだそうです。

読んでいてJR福知山線脱線事故のことを思い出しました。
事故で犠牲者となった方々にもそれぞれの物語があったはず。
大切に紡いできた物語が突然断絶されたり、変更を余儀なくされたりしたであろう犠牲者はもちろん、犠牲者となってしまった方々と共に物語を紡いできた人達がその後を紡ぐことができなくなってきてしまったことなどを考えるとやるせなくなります。
電車は単なる移動手段と言ったらそれまでですが、それぞれの人生をも運んでしまうものです。
電車がこの小説のように時には幸せや生きる強さを運んでくれるものであることを願います。

幾度となく行った大阪ですが、電車の移動はあまりしたことがなかったし、JRや市営地下鉄が主で、阪急電鉄で唯一馴染みがあるのは京都線。
だから、実は今津線はピンときませんでした。
読み終えてから路線図を見てみました。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : |

初夏の一日

20080615102644
お休みを取って檜原村までやってきました。

釣りとBBQを今から愉しみます。

虹鱒の神様、山女の神様よ!降りていらっしゃい。
なむなむ。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : おでかけ |

ビタミン・ブー

★『愛しの座敷わらし』/荻原浩

急な転勤により田舎暮らしを始めた一家、そして移り住んだ旧家にいた座敷わらし。
座敷わらしのおかげなのか、都心で暮らしている時はどこかバラバラだった家族関係が復興します。
家族5人それぞれの個性がストーリーを展開していくようになっているので飽きがきませんでした。
あくまでもコミカルなのだけれど、それぞれの立場(こども、思春期、サラリーマン、主婦、老年など)の悲哀も感じさせてくれます。

“さぁ、最後の坂が見えてきた。いよいよ心臓破りの丘です。がんばれ、史子選手。今夜はとんかつ、ビタミン・ブー。”p183

一家の主婦である史子が炎天下の中を自転車で買いだしに行くところで出てくる自らを鼓舞する心の言葉。
田舎暮らしの不便さを感じさせつつも楽観的でいる彼女が素敵だし、とても好ましいシーンです。
主婦の頼もしさ、そして家族への愛情も感じられます。


萩原浩が描く座敷わらしは今回で二作品目。
以前読んだ『押入れのちよ』で描かれた座敷わらしにも切なさがありましたが、また今回もそれはありました。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : |

"Chi va piano, va sano e va lontano."

★『そうか、もう君はいないのか』/城山三郎

“容子がいなくなってしまった状態に、私はうまく慣れることができない。ふと、容子に話しかけようとして、われに返り、「そうか、もう君はいないのか」と、なおも容子に話しかけようとする。”p.134

お互いに相手を尊重し、思いやりを持って共に生きているという夫婦の在り方はもちろんですが、城山三郎という人自身、そして妻の容子さん自身が持つ人間としての質や器量の大きさがあるからこそよりこの夫婦がとても素敵なんだと思います。

何十年と夫婦として暮らしを共にしてきてなお、出逢った当時の容子さんを“妖精か天女か”と認めることができる城山三郎という人の彼女に対する生涯の想いに、また彼女への愛情の深さや大きさに溜息がでます。
そして、そんな彼女を失った時の彼の悲しみの深みに言葉はありません。

読み終えてもパタンと本を閉じるのが惜しいような気持ちなる、いろいろな余韻を残す一冊でした。

“「静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く」”(イタリアの経済学者パレートの箴言)p76

“「人間、頭がおかしくなると、やることが二つある。ひとつは、自殺。ひとつは、結婚」”(アメリカの作家アンブローズ・ビアスによる)p35
COMMENT : 0
TrackBack : 1
CATEGORY : |

究極の味

★『禁断のパンダ』/拓未司

『このミステリーがすごい!』の第6回大賞受賞作品なんだそうです。
この賞については毎回ノーチェックの私。
したがって、この本のタイトルや装丁は気になってはいたものの、読まずにスルーしてました。
が、面白いよと人からお勧めされたので読んでみることに。
ミステリーの場合、夢中になって寝るのも嫌になって一気読み→寝不足となることが度々あるのですが、どうもこの作品ではそうならない。
お勧めしてくれた人にそのことを話したら、なんと結末をペロッと聞くことになってしまい、ミステリーの醍醐味ともいえるハラハラドキドキ感はほぼ失われた状態で淡々と読み続けるという次第になりました。
とはいえ、その知ってしまった結末はどう暴かれてゆくのかということに焦点を持って読んでみたのでそれなりに楽しかったです。

人の肉の味は男より女、女より胎児が美味というのは事実なんでしょうか。
美食家という人達は究極こういうものを口にしたいと願っているものなんでしょうか。

猟奇的なミステリーでした。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : |

最近、よく京都を思い出す。

暑い日も寒い日も自転車で一人、地図を見てはあちこちと走り回った。
寺院で何時間も過ごしたり、カフェでのんびりと食事をしたり、鴨川沿いのベンチでお昼寝したり、お買い物したり。
断片的であるけれど鮮明にその時の風景や天気、空気が思い出される。

感傷的にというわけではなく、漠然とあの頃の時間の過ごし方、気持ちのあり方が甦る。
そして、自分があの頃とはずいぶんと違ったところに今いることや遠くにきたことを知る。
夢かと思う。
実は私はまだ京都の街をぐるぐると自転車で走り回り、鴨川沿いのベンチでお昼寝でもしていて、そこで夢でもみているんじゃないか。

いっこうに眠りが訪れとくれない。
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : 雑録 |

プロフィール

tapiocapudding

Author:tapiocapudding
FC2ブログへようこそ!


カレンダー

05 | 2008/06 | 07
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -


シンプルアーカイブ


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


カテゴリー


フリーエリア


FC2カウンター


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


ブログ内検索


RSSフィード


リンク

このブログをリンクに追加する


Copyright © 気分屋 All Rights reserved.
Images by Night on the Planet  Designed by サリイ  | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。