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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『愛しの座敷わらし』/荻原浩
急な転勤により田舎暮らしを始めた一家、そして移り住んだ旧家にいた座敷わらし。 座敷わらしのおかげなのか、都心で暮らしている時はどこかバラバラだった家族関係が復興します。 家族5人それぞれの個性がストーリーを展開していくようになっているので飽きがきませんでした。 あくまでもコミカルなのだけれど、それぞれの立場(こども、思春期、サラリーマン、主婦、老年など)の悲哀も感じさせてくれます。 “さぁ、最後の坂が見えてきた。いよいよ心臓破りの丘です。がんばれ、史子選手。今夜はとんかつ、ビタミン・ブー。”p183 一家の主婦である史子が炎天下の中を自転車で買いだしに行くところで出てくる自らを鼓舞する心の言葉。 田舎暮らしの不便さを感じさせつつも楽観的でいる彼女が素敵だし、とても好ましいシーンです。 主婦の頼もしさ、そして家族への愛情も感じられます。 萩原浩が描く座敷わらしは今回で二作品目。 以前読んだ『押入れのちよ』で描かれた座敷わらしにも切なさがありましたが、また今回もそれはありました。 |
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