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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『グ、ア、ム』/本谷有希子
北陸に育った姉妹。 姉は大学進学で地元を飛び出し上京したものの超氷河期により就職できず東京でアルバイト生活。 この姉、自らの境遇をロストジェネレーションの申し子であることに起因を見出しており、さらに父親はそんな長女を我家のワーキングプアと呼ぶ。 対して妹は姉を反面教師として地元の高校を卒業した後、堅実な信用金庫へ就職、関西へ転勤。 普段離れ離れに暮らしている娘二人とその母がグアム旅行へ。父、留守番。 到着したグアムは滅多にないくらいの悪天候、更に母と妹に生理到来。 次から次に生じる不運に姉はいちいち苛立ち憤慨し、そんな姉に触れるのは真っ平で尚且つ治療した親不知が痛む妹。険悪ムードに陥りがちな中、娘二人の機嫌を損ねることがないようにひたすら気を遣う母。 そんな母の心労に報いようと姉妹はチャモロヴィレッジで不自然な平和的振る舞いをして見せます。 場所変われど人は変るものでもなく、家族ということでますます遠慮のない珍道中物語です。 父親の発言と様子、また飼い続けているウサギ(おもち)の存在感がかなりウケます。 ★『百万円と苦虫女』/タナダユキ
不運により刑事告訴され罰金刑を言い渡された鈴子ちゃん。 いったんは出た実家に身を寄せるものの居心地は悪く、考えた末に煩わしい人間関係を築かないよう百万円貯まったら次の地へ赴くという生活をすることに。 まずは海の家、次に桃の収穫、そしてホームセンターの園芸コーナーと各処でアルバイトを得て、暮らす鈴子ちゃん。 煩わしい人間関係を作らないよう転々としてきた鈴子ちゃんですが、ホームセンターのアルバイト先で出会った中島君という男の子に自分がなぜこういう生活をしているのかと胸の内を明かします。 そして、この二人は付き合い始めるのですが、中島君は鈴子ちゃんが百万円貯まってしまうと街を出て行ってしまうと思い彼女からお金を借りたりと画策。けれど、鈴子ちゃんはそんな彼の目的を知らないのでお金目当てで付き合ったのだと捉え、次なる街へ移る決心をします。中島君は必死で去りゆく鈴子ちゃんを追いかけますが、なんとすれ違い。 結局、鈴子ちゃんは次の街へと電車に乗ってしまい、おしまい。 海の家ではナンパに屈しなかったり、桃の収穫では桃娘に祭り上げられたりと辿り着いたそこここにドラマがあって、人間関係を築かずして生きることはやはり至難であるとわかります。 学校でいじめにあっている弟拓也の状況が随所に描かれ、最後の方で鈴子ちゃんはこの弟からの手紙で自分のズルさというものを痛感、自分の選んだ暮らし方はいろんな人から逃げていることだと気がつき、次の街では今度こそ自分の足で立つと決意します。 この弟の存在が鈴子ちゃんの選んだ生き方が現実的でなく、逃げであることを浮き彫りにする効果をなしているように思いました。 ちょうど明後日、7月19日より映画が公開されるそうです。 観に行くかどうしようか迷い中。 “人は簡単に間違い、簡単に雑踏の中の大切な相手を見失う”p.267 ある子に「ブクログ」なるものを教えてもらったのにしばらくうっちゃっていました。
はじめてみました。 上手に活用すればいいのでしょうが、登録のみに終始します。 http://booklog.jp/users/tapiocapudding |
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