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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『赤ちゃん教育』/野崎歓
著者は仏文学者。 この本が単行本として出版された時の記憶が不思議と私の中でずっと残ってました。 当時は仏文学者が何を書いた本なのだろうと思っただけで実際に読もうとは思わなかったのですが、文庫化されたことを機に、そして装丁にやられて読みました。 子どもの存在を不可視してきたはずの著者がが四十路へ入り初の我が子を得、赤ん坊の可愛さに打ちひしがれ、心ゆくまでその愛らしさを讃えたいという欲求で書いた育児エッセイ。 これがすごーく面白かった。 我が子が遣う否定の意思である「ないくん」という表現を“エレガントで可憐”と思っていたり、幼児にとっての鉄道とは何かを深刻気に掘り下げ考察してみたり、照れ隠しとして赤ん坊を前にして周章狼狽する古今東西の文豪たちの姿などを綴ってみたり…一人の赤ん坊の存在が著者にとってどれだけ偉大で面白く愛おしいことなのか、そしてテテであることの喜びがよくよく伝わってくる。 この本を読んでいて、ぜひあの人にプレゼントしたなと思った人がいます。 送ろうかな。 |
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