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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『少女怪談』/藤野千夜
「ぺティの行方」、「青いスクーター」、「アキちゃんの傘」、「ミミカの不満」と短編が4篇。 「ぺティの行方」は、コンビニに繋がれていたミニチュアダックスフンドを美少女が盗むお話。盗難への意識の希薄さ加減や少女の交友関係におけるポジションから少女の危うさを感じます。が、どちらかというと少女よりも犬を盗難された少年の心持の方に気持ちがひっぱられました。 「青いスクーター」は、いわゆる生霊なるものに取り憑かれた少年の話。彼に取り憑いたのは、たったひとつのエピソードがある程度のさして印象のなかった少女。これも、少女よりも取り憑かれた少年に気持ちがひっぱられました。 「あきちゃんの傘」は、少女の気持ちを貫いていたように思います。 親戚のお姉ちゃんが自分の父親のどんな存在であるかを微妙に嗅ぎ取っていること、またそのお姉ちゃんの忘れ物である傘の取っ手の形状がなぜ冷やかされたのか知ることなんかが。少女の美意識と少年達の幼さが作品をくっきりとさせてくれています。 「ミミカの不満」では、母子二人の家庭に踏み入ってきた男性の存在が少女の大人(男女)に対する潔癖さを伝えていきます。 タイトルに「怪談」とありますが、確かに「怪」な部分もみえましたが夜眠れなくなるような恐怖ものではないです。 でも、少女特有の怖さは漂っているのかもしれません。 穢れなきとされる「少女」の持つ鋭さがひっそりと怖いかな。 |
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