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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『しかたのない水』/井上荒野
井上荒野さんの読み零してきたこの作品、今になって読んでみました。 フィットネスクラブのスタッフと利用者の男女6人が紡ぎ出す連作短編。 あぁ…って思う。(私のボキャブラリーでは言語化できない。) とにかくこういうものを読むと「あぁ」ってなる。 ここに登場する誰もが、自分が手にしている現実から目をそむけ、もちろん受け入れるなんてこともできなくて、更には、目をそむけていることや受け入れることができないことに実はうっすらと気がつきつつもそれを認めることもできず、ただひたすらに理想上の自分を必死に求め足掻いているようで物悲しさと苦しさを感じました。 自分を正当化したり守ったりするために自らが捨て石になるようでは元も子もない。 まったくもって救いがなく、私は落ち込みました。 ![]() ここ数年スポーツ観戦なるものと縁遠く暮らしてきた私が、なんとJリーグの観戦へ。 味の素スタジアムでFC東京vs浦和レッズです。 野球場などもそうですが、普段立ち入らないスタジアムという場所は、入ったら入ったで芝の青さやそのぽっかりと広々とした空間に感動し、清清しい気持ちになります。 そんな清清しさとは裏腹に試合開始前からビールを煽り、いざ観戦。 対面を埋め尽くす赤色に慄きました。 赤い!ものすごい赤い。 おぞましくなるほどの一体感。 そして、皆が一様に綺麗にうねってる! どこぞの国の方々を彷彿とするものがありました。 そして、対面に負けじとこちら側にも慄きました。 右肩を絶えずかすめる帯状の幕に。 観戦を妨げるような大きな旗に。 皆が声を揃えて歌う様に、飛び跳ねる姿に。 皆が一緒に飛び跳ねるもんだから、揺れるんです。 耐震構造とか大丈夫かなとハラハラしました。 おそらく学生時代には校歌斉唱をまともに歌ってこなかったであろう輩が大声で歌ってるんです。 慄きの金縛りに見舞われ、周囲の勢いにたとえその場のノリであろうともついていけていない自分が面倒臭い奴だなと感じつつも、臨場感は私なりにたっぷりと感じ、楽しかったです。 TV観戦していても選手の役割やルールがいまいちわかっていない私なので、実際に目の前で肉眼で見る試合は一層よくわかりませんでしたが、空の下で選手の息づかいが目前にあるというのはそれなりに興奮します。 FC東京は残念ながら負けてしまいましたが、私には達成感ある経験でした。 |
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