勝負は学問にあり
★『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』/遥洋子

しばらくぶりに本棚から取り出した本。
以前読んだ時に比べたら今回はだいぶすんなりと読めました。
とはいえ、依然として「マルクス主義フェミニズム」「ジェンダーバイアス」「ナショナリズム」「構造主義」「イデオロギー」「知的パラダイム」などといった意味や概念が理解できない語彙がごろごろとしていて躓きつつ読み進めることとなるのですが、退屈だと放棄するには至りません。

この本を読んでいると学びには感動があることを知ります。
ただ、その感動というのは、膨大な文献を読み漁ることやものを考えさせなくするための防御反応が身体に出るほどの過度のストレスの中で勉強するくらいでないと得られない類のもの。
そして、この感動という体験が私には後にも先にもない。
それでも、小賢しいことに私はケンカに勝ちたいと思う。

でも、やっぱり…
ケンカをするには理論が必要で、そして、そのためには勉強が必要である、と。
“体を鍛え体力をつけるように、頭を鍛え、知力と共に頭の瞬発力と柔軟性を身につけるしかないのだ”p.229
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