破れ鍋に綴じ蓋
★『夫婦一年生』/朝倉かすみ

とっーても好ましい小説でした。手元に欲しい一冊。

“あなたとごはんがあればそれで充分としんからいえる男と一緒になりたいと思うところが青葉にはあった。はなからとっくに寄り添った互いの心持ちを追いかけるようにして、たったひとりの男と一生かけて、仲よくなっていきたいじゃないか。反面、だめか?こういうの、とも思っていた。流行らないか?今”p.28

デパート勤務の朔朗くんと結婚を機に主婦となった青葉の夫婦一年目を描いた作品。
気取らず素直で頼もしく、憎めない可愛げのある青葉がすこぶるいい。格好つけが否めない朔朗くんも青葉を妻に選ぶあたり、かなりいけてる。
彼ら夫婦の交わす他愛のない会話やお互いを思いやるその心情に羨ましさが堪えませんでした。
他人同士が恋人を経て夫婦となって、生活を共にすることの不自由さ、でもそのことを大幅に凌ぐ楽しさや温かみがじわりと伝わってきました。

おでんだ!
おでん、しよう!
それで、一粒万倍日にtotoビックを買うのだ。
10/06 02:02 |  | CM:0 | TB:0
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