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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『三月の招待状』/角田光代
私が本を読んで得した気分になることのひとつに「共感」があります。 「共感」といっても色々な類があるでしょうし、人によっても異なるとは思いますが、時として痛みを伴うものがあります。痛いところをつかれるというような。 そして、此の手の痛みを多々味わうこととなるのが角田光代さんの作品です。 今回の作品、主人公たちは34歳となる男女5人。 学生時代という過去から続く彼らの心持ちや渦巻く他者への心情、また現在の実情とそこでの心情とが混沌としながら鮮やかに描かれています。 とかく裕美子、充留、麻子の女性陣が抱える心情には、ところどころに自分自身が重なることがあり、でもそれはいつも自分が目を背け、気づかないふりをしやり過ごしているようなことなので、滅入ります。 あいにく今も学生時代も私には栄光なるものはないので、「昔の栄光症候群」に罹りたくても罹れませんが、「やり残し症候群」は思い当たる、むしろ今現在患っているのでしょう。 そして、この本の趣旨とは逸れるのかもしれませんが、結婚ってなんだろう、とも思いました。 |
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