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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『平等ゲーム』/桂望実
特定の人間、組織に権力をもたせない。 島民は労働力を島に提供し、島が得た利益は均等に分配する。 運営を誰かに任せない。すべて島民の投票で決定する。 島民はすべて平等という理念に基づき形成されたユートピア“鷹の島”。 人口1600人という瀬戸内に浮かぶこの小さな島で生まれ育った耕太郎という青年が主人公。 勧誘係の職業に就いている(職業は4年毎抽選で決定)耕太郎は、本土と島を行き来します。 絵を描くことでより本土の人との接触が密になってゆく耕太郎は、生まれて初めて口惜しさという感情を知ります。 そう、丹念に作りこまれた平等社会ではあるけれど、そこに個性は必要なく、また達成感や口惜しさといった人が本来持つであろう感情は生まれないんです。 そして、完璧な仕組みをもっている理想郷であるはずのこの島にも不正や裏社会が。 そのことを知った耕太郎は、不正を正そうと各職務を監視する機能を持った新たな班を作るという提案しますが、反対多数で否決、島を追放されます。 平等ってなんだろうと考えさせてくれる一冊です。 もしも自分に鷹の島移住の権利が抽選で当たり、勧誘されたとして移住するか考えました。 確かにこの格差社会の中、極めて底辺に近いところに自分がいるのだとしても、口惜しい思いばかりをしても私は行かないと思います。 完璧な平等社会を追求する生き方もあっていいと思いますが、格差社会の中にあっても面白いことや素敵なことがあるし、口惜しさがあって頑張れることもあるので、そういったことに目を向け、生きていく強さを少しでも養うことに私としては費やしたいところです。 それにやはり完璧な平等社会は鷹の島がそうであるように人間の力によって作れるものではないと思います。 |
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