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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『こんな感じ』/群ようこ
人生の折り返しを越え、体のあちこちに変調をきたし、顔を合わせれば「どう?」と挨拶…。 40代後半〜50代前半になる大人女性3人が、老いてゆく日々噛み締め、程よい距離間を持って互助関係を築き、闇夜に刺されるような話をしたり、突如現れたブサイクな猫の存在に一喜一憂しながら楽しげに暮らしてゆく物語。 悲壮感漂うことなく(嘆いたりしてるんだけどね)、おかしみあって、おおらかで、色々あっても「ま、そんなもんか」「ま、いっか」と受け入れて…こういう風に歳を取っていけるのって、な〜んかいいな〜って思うのでした。 たまにこのまま結婚できずに老後を迎えることになることを想像し、それは寂しいなぁ、やっぱり夫や家族は欲しいなぁと考えますが、こういう風に暮らせるならとっても気楽でそれはそれでいいな、と思いました。 で、早速にも面倒なことにならずに将来的に互助関係を築き暮らしていけるような女友達はいるか思い巡らせてみましたが、うーむ。悲しい哉、どうも叶いそうもありません。 やっぱり…好きなった人(異性)と一緒にヨボヨボになれることを望みを捨てずにいようかと思います。 ★『何もかも憂鬱な夜に』/中村文則
体調不良で布団の中からほぼ出ないという数日間に読むにはちょっとヘビィ。 中村文則さんだし、あっけらかんとしているはずはないとは思っていましたが。 恵まれているとは言えない幼少期を過ごした男が刑務官となり、まだ少年といった感じの二十歳の死刑囚と向き合います。 いつか取り返しのつかないことを自分はしてしまうのではないかと漠然としているようでどこか確信めいたその不安感を私はちょっと分かる気がして、この主人公である刑務官の紙一重な人格には怯えました。 かろうじて反対側の世界に彼が陥らずにいられるのは、「自殺と犯罪は、世界に負けることだから」という言葉をくれた児童養護施設で出会った一人の恩師がいたから。 そういう人に出会えたかどうかで人というのは変わることができたり、変わらずともどこかで踏みとどまることができたり、歯止めをかけられるものなのかしらん。と思わなくもないですが、究極人を救えるのは人ということなのかもしれません。 友人の自殺や死刑制度といった内容から否応なく「命」というものを考えさせられます。 とかく極刑判決というのは、被害者の「命」、加害者の「命」というものが包括されたものなんですよね。 あと一月ちょっとで裁判員制度も実施となります。 自分が選ばれたって不思議はないわけなので、こういった普段はなかなか考えないことを一時でも真剣に考える機会となったので、憂鬱になること必至ですが、読んでみては?と思います。 |
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