今回は5冊
◆『ハーメルンの笛ふき』/サラ・コリン ぶん・ステファン・コリン ぶん・エロール・ル・カイン え・かなせきひさお やく

伝説とはいえ神隠し…怖い。大勢の子どもたちが消息を絶つということがハーメルンではおそらくあったからこそ生まれたのだと思えます。農奴徴集や子ども十字軍など歴史背景があるようですから。

◆『メアリー・スミス』/アンドレア・ユーレン 作・千葉茂樹 訳

こんな仕事があるんですね。朝が苦手な私にはとてもじゃないが勤まらない。

◆『ミミズのふし』(ふしぎいっぱい写真絵本 3)/皆越ようせい 写真・文

ミミズ、きもー。どアップ、迫力あり過ぎ。ミミズってめちゃくちゃうんこするし、オスメスの区別がなかったり知らないことばかりでした。

◆『みるなのくら』(日本傑作絵本シリーズ)/おざわとしお 再話・赤羽末吉 画

十二の蔵は見ちゃいけないと言われるけど、やっぱ、見ちゃう。一の蔵から十一の蔵まではそれぞれの季節の風景。日本の昔話は最後に〆の言葉(ほとんど意味不明)がよくあるけれど、この作品は「いきが ぽーんと さけた。」でした。なんか、これ怖い。

◆『がちょうのペチューニア』/ロジャー・デュボワザン 作・まつおかきょうこ 訳

『ほんを もち、これに したしむ ものは、かしこくなる』
頑張れ、ペチューニア。
05/14 02:16 |  | CM:0 | TB:0
営みは続くもの
★『どこから行っても遠い町』/川上弘美

短編集と思いきや連作小説となっていました。
商店街にある魚屋さんの奇妙な男性二人暮らしの話から始まり、どこかしら何かしらそれぞれに接点を持った人々のこもごもな営みが綴られ、一連の小説となっています。
各人各様屈託を持ちながらも営み維持する。
人ってそういうものだと改めて思う。
小説全体の雰囲気は激しくないと思うのだけれど、それぞれに登場する人物一人一人の自我や意志は強烈だと私は感じました。
どの人にも温度を感じます、人がそれぞれ持っている温度。うまく説明できないのだけれど…。

ちなみに装丁の装画が谷内六郎。
谷内六郎の画を見ると、いつも私は父方の亡くなった祖父のことを思い出します。
05/14 01:47 |  | CM:0 | TB:0
可愛い子たち
◆『げんきなマドレーヌ』(世界傑作絵本シリーズ アメリカの絵本)/ルドウィッヒ・ベーメルマンス 作・画、瀬田貞二 訳

12人の女の子たちの中でもいちばんおちびがマドレーヌ。そんなマドレーヌが盲腸炎に。
お見舞いにきた11人の女の子達に手術跡を見せるマドレーヌの得意げな感じや入院生活が羨ましく思ったのか11人の女の子が嘘泣きするのもかわいい。瀬田貞二さんの訳もリズム感があってきれいだなと思います。
奥付の裏のページにものすごい小さな字で、「この絵本には、パリの有名な建物や場所が、美しく描かれています。」として説明があり、再びまじまじと絵を楽しむこともできました。
マドレーヌ、他の作品もあるようなのでちょっと楽しみ。
05/14 00:53 |  | CM:0 | TB:0
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