再び極刑について考える
★『なぜ家族は殺し合ったのか』(プレイブックスインテリジェンス)/佐木隆三

北九州監禁殺人事件について書かれています。
松永太と緒方純子という男女2人によって7人もの命が奪われた事件です。
本書では、主に裁判の模様などからこの凄惨極まりない事件の全貌が見てとることができます。
殺害方法や遺体の解体はまさに鬼畜の所業です。
7人のうち6人は容疑者である緒方純子の家族です。
緒方純子は容疑者でありながら彼女もこの事件の一被害者と言えるのかもしれません。
控訴審の判決で松永太は1審判決を支持控訴となっていますが、緒方純子は情状面を評価して1審判決を破棄、無期懲役になっています(死刑基準に違反として高検が上告していますが)。
日本では被害者数が4人以上は死刑という基準みたいなものがあるようです(罪質などによっては4人以下でも死刑)。
どうなんでしょうか。

それにしても、人間が人間をここまで追い詰めることができることに恐ろしさを覚え、また追い詰められ異常な心理状態に陥ったとして人間がここまで凄惨なことができることに驚愕します。
そして、大切な家族を無残にも殺害された遺族や父親を殺害され自身も監禁されてた少女、また容疑者二人の間にもうけられた男児2人の人生を思うとやりきれないです。
05/29 00:57 |  | CM:4 | TB:0
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