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日常生活でのできごとや思ったこと。
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『ゆきてかへらぬ 中原中也との愛』/長谷川泰子 述・村上護 編
中原中也プチシンドロームです。 そういや学生の頃に講義で聞いたのか何かの本で読んだのか、とある女性が中也と小林秀雄にはいたことを思い出して、読んでみました。 17歳にして年上の女性と同棲してしまう中也もすごいけど、恐るべし長谷川泰子さんです。 中也との同棲から小林秀雄との同棲、出産(中也でも小林秀雄の子でもない)、富豪中垣竹之助との結婚…。 潔癖症で何ひとつできない泰子に対する小林秀雄の思いやりというか献身ぶりに、また小林秀雄を失った泰子、そして自分の元にいなくとも何かと泰子の世話を焼く中也、この三人の関係性には読んでいて泣きたくなってくる苦しさを感じました。 長谷川泰子の波乱に富んだ人生に感慨深さを覚え、更に語られる交流関係には中原中也、小林秀雄以外にも大勢の文士が登場し、面白さがあります。 『玩具の言い分』/朝倉かすみ
「グラン・トゥーリズモ」「誦文日和」「寄り目インコズ」「小包どろぼう」「孑孒踊」「努力型サロン」の6編からなる短編集です。 どの作品も素直で押し付けがましくなくて、飽きのこない短編集。 齢10代、20代ではないそれぞれの主人公の女性には、ストーリーの中でいちいち語らなくとも人生の機微が伏在していることが感じられ、そこが一層深い味わいをもたらしている感じがします。 「小包どろぼう」が好きでした。 私のところにはいつ小包が届くようになっているんだろうとぼんやり考え、もしかして届いたはずの時に不在にしてたんだったりして、と思ってみたり…。 それにしても恋愛というものが包括する色々な感情、欲求を上手に描いているなぁと感服します。 |
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