独断と偏見
純情エレジー』/豊島ミホ

短編集でした。
うら若き男女の性を描いたものが多い。この性は、性交という意味の。
それが、どの輩も愛しみのない即物的で薄幸な感じな「Hをしている」んです。
「セックスをしている」のではなくて「Hをしている」んです。
あ、唯一「春と光と君に届く」という作品だけしていませんでした。
だから、この短編集の中ではこの作品が一等引き立っているし、印象的。
私は、セックスすることを「Hする」と表現することを侮蔑しています。
なぜなら、呆けていて愚かな感じがするから。
セックスが高尚で崇高なものだというわけではないんですが、「Hする」という表現にはいかにも考えなしな色調がある。
あえて馬鹿っぽくしたい場合や茶化したりしたい時に「Hをする」という表現するのは構わないけど。
まぁ、あとは10代なんて大概が馬鹿だからHをするでもいいかな。
ちなみに「いやらしいことをする」や「スケベなことをする」というのはあり。
ものすごい独断と偏見ですね。

結論。
「Hをしている」と感じる小説に対しては、描かれているだろう切なさや良さが見出せない。
いや、正確に申しますと、見出せなくなってしまっていた。
07/04 01:39 |  | CM:1 | TB:0
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