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奇跡はあるか。

★『世界がぼくを笑っても』/笹生陽子

中学校の裏掲示板が出てきたりと現代的な小説です。
己の中学生時代に携帯やインターネットというメディアがなくて良かったなぁと思います。
駄目親父を持ち、ちょっとクールな北村ハルト君とハルト君が所属することとなった2年D組の新任教師オヅちゃんやクラスメイトを巡って起きるさまざまが描かれていきます。
子どもの頃に病気だったオヅちゃんは、人より遅れを取り、回り道をしてきたけれど、人一倍努力してここまでやってきて、念願の教師になってからはますます懸命。でも、彼の素敵なところは、一生懸命を楽しんでやっていて、押し付けがましくないところ。
人は一生懸命に何かをして、やり遂げると傲慢さが生じたりしますが、オヅちゃんはいたって謙虚です。
そんな北海道出身のオヅちゃんが、こんなこと言います。
“北海道の夏は圧巻なんですよ。盛りがとても短いかわりに、花も野菜も雑草もいっせいに生い茂ります。いましかない、というように。植物も人も、そうやって生きるといい、と思います。そしたら、どんな無茶な願いも天に通じる気がします。ぼくが教師になれたというのが、なによりの証拠ですからね。奇跡が起こる時って、きっとそういう時だと思うんです。”p.112

ハルト君と同年代の中学生が読んだら、押し付けがましいというか上手く行き過ぎとか思うのかもしれませんが、奇跡ってあるのかもしれないと思わせてくれるこういう小説をちょっと信じてもいいかなと私は最近になって思うようになりました。
『世界がぼくを笑っても』というタイトルも素敵ね。
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