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善意への報いとは。

★『骸骨ビルの庭 』/宮本輝

久方ぶりの上下巻もの。
読了し終えたのは9月早々、鮮明だった記憶はもはや薄れています。

戦後の動乱の中、戦災孤児や棄迷児等を自らも生死の瀬戸際にあった青年二人が養育してきたことを、とある一人の男性が当時の孤児や棄迷児、青年だった内の一方と交流することによって引き出した追想から描き出した作品。
(かなり割愛した説明ですが・・・)
人は生きる上でどうあるべきか、その片鱗をほとりと教えられたような気がしました。
宮本輝の作品に触れる時、私自身がそういうものをどこか求めているというのもありますが。

「優れた師を持たない人生には無為な徒労が待っている。なぜなら、絶えず揺れ動く我儘で横着で臆病で傲慢な我が心を師とするしかないからだ。」(上巻p62)

「人は嫉妬する生き物なのよ。どこで誰が何を理由に、ひとりの人間に嫉妬の心を抱いてるかわかったもんじゃない。人間が抱く嫉妬のなかで最も暗くて陰湿なのは、対象となる人間の正しさや立派さに対してなの。あなたも、そういう種類の嫉妬を知らず知らずのうちに抱くようになる年齢に、いよいよこれから入っていくわ。最大の恩人に対して嫉妬の心を起こさせようとする何か大きな力が牙を研いで待ってるのよ。これは嫉妬だって決してわからせない形で、それはあなたを待ち受けているのよ。」(下巻p.29)
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