スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
CATEGORY : スポンサー広告 |

産科医は絶滅危惧種

★『ルポ産科医療崩壊』(ちくま新書 798)/軸丸靖子

9割の出産は医師の介入なしに無事にすすむという。でも、あとの1割は…。
その1割に自分は含まれるかもしれない、こと35歳以上の高齢出産ともなれば。
妊娠高血圧症や妊娠糖尿病という妊娠合併症、子宮筋腫の合併、自然流産、子宮外妊娠、胞状奇態、胎盤機能不全、胎盤早期剥離、不妊治療による多胎妊娠、帝王切開、染色体異常…。母胎年齢との関係がはっきりしているダウン症候群(=トリソミー21、21番染色体が1個過剰にある状態)は、母親25歳のときの発生率1040分の1以下、35歳では295人に1人、40歳では86人に1人、45歳では21人に1人と加齢に応じてどんどん上がるのだそう。
これら高齢出産におけるリスクを知ったところで後戻りなんてできやしない。
となれば、リスクを認め、どのようにするのが最善の手立てなのか考えるほかない。

リスキーになればなるほど頼みの綱となるのが周産期医療。
しかしながら、その周産期医療の現場が逼迫しているという。
NICUやMFICUの不足、医師をはじめとする人手不足…周産期医療の現場は「被災地」さながらであると…。
たとえ総合周産期母子医療センターや地域周産期星医療センターなどのインフラ整備がなされたとしても、相応の専門医がいなければせっかくのNICUやMFICUも役に立たないし、専門医がせっかくいたとしても彼らが36時間連続勤務などといった過酷な労働下であったり、NICUに入った赤ちゃんからは四六時中目が離せない状況なのに看護士不足といった状況では頼りになりません。

結婚で己の命に危険性がもたらされることはほとんどないかと思いますが、出産ともなると己の命を脅かす可能性があります。
加齢と共にその可能性が高くなるならば、1歳でも早く出産することがその危険性を軽減できる手立てとなりうるわけです。
婚活がもてはやされている昨今ですが、私個人としては産活をした方が女性は賢明なような気がします。
あくまでも母親になりたいと望む女性に関してですが。

今年に入って99冊目の読了本。
身につまされる1冊でした。
スポンサーサイト
COMMENT : 0
TrackBack : 0
CATEGORY : |

COMMENT

Comment Form


秘密にする
 

TRACKBACK

TrackBack List

プロフィール

tapiocapudding

Author:tapiocapudding
FC2ブログへようこそ!


カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


シンプルアーカイブ


最近の記事


最近のコメント


最近のトラックバック


カテゴリー


フリーエリア


FC2カウンター


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


ブログ内検索


RSSフィード


リンク

このブログをリンクに追加する


Copyright © 気分屋 All Rights reserved.
Images by Night on the Planet  Designed by サリイ  | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。