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★『こっちへお入り』/平安寿子

今年に入って読んだ本の中でも上位にくる面白さでした。
一時期落語を電車や車の移動時に聴いていたことがあるけれど、再熱しそうです。

落語教室に通う友達の発表会を観にでかけたことをきっかけに落語の右も左も知らなかった江利という女性がどんどんと落語の世界へと引き込まれてゆき、終いには自分も秋風亭小よしとして高座に上がります。
落語の演目と江利をはじめとする落語教室の生徒さん方の実生活をシンクロさせ、落語の楽しさや奥深さ、また現実の生活や仕事、恋愛といったことが描き込まれていきます。
あとがきで著者が落語頭があれば厳しい状況も乗り越えられると信じていると書いてますが、この本を読んでいると本当にそんな気分にさせられます。

私も一つくらい噺を覚えたいなという欲求が生まれました。
やっぱり「寿限無」か!?

“何かをやって得る自己満足は、何もせずに他人を批判することで優位に立とうとするお手軽な自己欺瞞より、何千倍もましではないか?例えば、落語を始めたおかげで、今の江利は柳家小三治を知っている。「知っている」と「知らない」の間には、何億光年もの距離がある。知るというのは、光の速さで遠くまで飛ぶことなんだ。”p83

“与太郎。粗忽。屯珍漢。落語界の懲りない半端者たち。胸のすく啖呵を切る腕も頭もないかわり、何をいわれてもへこたれない、風通しのいいハートがある。”p107

“一生懸命になればなるほど、滑稽になる。人が生きるとは、そういうことじゃないですか。客は、今の言葉で言えば『上から目線』で、落語世界の人物をバカなやつらだと見下して笑うんじゃない。自分と同じだから、共感して笑うんですよ。愛しいから、笑うんです”p125

“人生は難しいです。いろんなことが起きる。人はそういうとき、その問題をどうやって解決すればいいか、具体的な対策を知りたがる。でも、一番大事なのは、心の持ち方なんじゃないでしょうか。悪いこと、心配なこと、つらいことが起きたとき、どんな心の姿勢でいるか”p207

“思い通りに行く人生なんて、ない。誰もが、自分のバカさ加減に泣かされるんです。その繰り返しが人生じゃないですか。”p208
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