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日常生活でのできごとや思ったこと。
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★『そうか、もう君はいないのか』/城山三郎
“容子がいなくなってしまった状態に、私はうまく慣れることができない。ふと、容子に話しかけようとして、われに返り、「そうか、もう君はいないのか」と、なおも容子に話しかけようとする。”p.134 お互いに相手を尊重し、思いやりを持って共に生きているという夫婦の在り方はもちろんですが、城山三郎という人自身、そして妻の容子さん自身が持つ人間としての質や器量の大きさがあるからこそよりこの夫婦がとても素敵なんだと思います。 何十年と夫婦として暮らしを共にしてきてなお、出逢った当時の容子さんを“妖精か天女か”と認めることができる城山三郎という人の彼女に対する生涯の想いに、また彼女への愛情の深さや大きさに溜息がでます。 そして、そんな彼女を失った時の彼の悲しみの深みに言葉はありません。 読み終えてもパタンと本を閉じるのが惜しいような気持ちなる、いろいろな余韻を残す一冊でした。 “「静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く」”(イタリアの経済学者パレートの箴言)p76 “「人間、頭がおかしくなると、やることが二つある。ひとつは、自殺。ひとつは、結婚」”(アメリカの作家アンブローズ・ビアスによる)p35 * コメント *
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