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素敵で尊いこと

★『百瀬、こっちを向いて。』/中田永一

4篇の話が収められてます。
うち表題作である「百瀬、こっちを向いて。」と「なみうちぎわ」という作品は、以前アンソロジーの中で既読のもの。

「キャベツ畑に彼の声」は今回初めて読みましたが、こちらも恋愛小説誌『Feel Love』というものに掲載されたものだそうです。
テープおこしのアルバイトをする久里子が耳にした声は通っている高校の国語教師のもの。先生が作家を副業していることを偶然に知った久里子はひみつの共有をする感じとなり、そこから恋心も生まれてゆきます。でも、実は先生が作家ではないことが発覚します。ちょっとしたどんでん返し的な感じが面白いし、久里子の恋が素直で素敵な作品でした。

「小梅が通る」は書下ろし。
小学校5年生の時に味わった体験がトラウマとなり、整った顔立ちにわざとブスメイクを施し高校へ通う柚木。そんな柚木が、山本寛太という一人の男の子を引き金に確かな友情と真摯な恋情を得てゆきます。柚木のような子が山本寛太や松代さん、土田さんと巡り合えたことを私はとても喜ばしく感じました。

どの作品にも「あぁ私はこの人が好きなんだ」と知ってしまった気がついてしまった瞬間の切なさや甘い敗北感があって、くすぐったくなりました。
そして、田辺君(「百瀬、こっちを向いて。」に登場)が言うようにやっぱり恋は素敵で尊いと私も思うのでした。

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